特許
J-GLOBAL ID:201903009339495351

軌道角運動量モード擬似進行波共振器及び軌道角運動量アンテナ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 山田 卓二 ,  川端 純市
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-039018
公開番号(公開出願番号):特開2019-153978
出願日: 2018年03月05日
公開日(公表日): 2019年09月12日
要約:
【課題】動作周波数を固定したままモード次数を簡単に切り替えることができるOAMモード擬似進行波共振器及びそれを用いたOAMアンテナ装置を提供する。【解決手段】擬似進行波共振器は、マイクロ波の伝送線路部分と、容量性素子を等価的に含む直列枝の回路と、伝送線路部分からそれぞれ分岐して設けられかつ誘導性素子を等価的に含む少なくとも1つの並列枝の回路とを有する複数N個の単位セル回路を、リング形状で縦続接続して構成され、かつ、順方向の伝搬定数と逆方向の伝搬定数とが互いに異なる非相反伝送線路装置を共振状態で動作させる。各単位セルの伝送線路部分は、マイクロ波の伝搬方向に対して異なる方向に磁化されてジャイロ異方性を有するように自発磁化を有するか又は外部磁界により磁化され、並列枝の回路は例えば、非相反伝送線路装置の内側に挿入するように接続された誘導性スタブ回路であり、OAMモードのモード次数lで動作する。【選択図】図4A
請求項(抜粋):
マイクロ波の伝送線路部分と、容量性素子を等価的に含む直列枝の回路と、上記伝送線路部分からそれぞれ分岐して設けられかつ誘導性素子を等価的に含む少なくとも1つの並列枝の回路とを有する複数N個の単位セル回路を、リング形状で縦続接続して構成され、かつ、順方向の伝搬定数と逆方向の伝搬定数とが互いに異なる非相反伝送線路装置を共振状態で動作させた擬似進行波共振器であって、 上記各単位セルの伝送線路部分は、上記マイクロ波の伝搬方向に対して異なる方向に磁化されてジャイロ異方性を有するように自発磁化を有するか又は外部磁界により磁化され、 上記並列枝の回路は、 (1)上記リング形状の非相反伝送線路装置の内側または外側に挿入するように接続された誘導性スタブ回路、 (2)上記リング形状の非相反伝送線路装置の外側または内側に挿入するように接続された容量性スタブ回路、もしくは (3)上記誘導性スタブ回路と上記容量性スタブ回路の組み合わせの回路であり、 上記リング形状の非相反伝送線路装置は 上記非相反伝送線路装置の非相反性をΔβとし、 上記非相反伝送線路装置の周期をpとし、 lを所定の整数としたときに、次式の条件を満たすことで、
IPC (2件):
H01P 7/08 ,  H01Q 1/36
FI (2件):
H01P7/08 ,  H01Q1/36
Fターム (7件):
5J006HB16 ,  5J006LA01 ,  5J006LA22 ,  5J006NA08 ,  5J046AA03 ,  5J046AB11 ,  5J046PA07

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