特許
J-GLOBAL ID:201903009354378000

亜鉛系電気めっき鋼板

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 棚井 澄雄 ,  寺本 光生 ,  勝俣 智夫 ,  山口 洋
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2019-504863
特許番号:特許第6540930号
出願日: 2018年10月12日
要約:
【要約】 この亜鉛系電気めっき鋼板は、亜鉛系電気めっき層が、粗部(A)と平滑部(B)とからなる。前記粗部(A)は、平均表面粗さRaAが200nm超過2000nm以下である領域を含み、前記平滑部(B)は、平均表面粗さRaBが5nm超過200nm以下である領域を含む。前記粗部(A)と前記平滑部(B)との境界を、ヘアライン直交方向でかつ板厚方向の断面において、前記ヘアライン直交方向に沿った観察幅1cmの範囲内における前記亜鉛系電気めっき層の最高点H1から最低点H0を差し引いた最大高さRyの1/3の高さでかつ前記ヘアライン直交方向に平行をなす仮想直線上にあるとした時に、互いに同一面積単位で、前記粗部(A)の面積をSAとし、前記平滑部(B)の面積をSBとしたときに、面積比SB/SAが、0.6〜10.0の範囲内である。前記粗部(A)と当該粗部(A)に隣り合う前記平滑部(B)との間の平均高低差は、0.3μm〜3.0μmである。
請求項(抜粋):
【請求項1】 鋼板と、 前記鋼板の少なくとも一方の表面に位置しており、所定の方向に延伸する凹部であるヘアラインが形成された亜鉛系電気めっき層と を備え、 前記亜鉛系電気めっき層は、粗部(A)と平滑部(B)とからなり、 前記粗部(A)は、平均表面粗さRaAが200nm超過2000nm以下である領域を含み、 前記平滑部(B)は、平均表面粗さRaBが5nm超過200nm以下である領域を含み、 前記粗部(A)と前記平滑部(B)との境界を、 前記所定の方向に直交するヘアライン直交方向でかつ板厚方向の断面において、前記ヘアライン直交方向に沿った観察幅1cmの範囲内における前記亜鉛系電気めっき層の最高点H1から最低点H0を差し引いた最大高さRyの1/3の高さでかつ前記ヘアライン直交方向に平行をなす仮想直線上にあるとした時に、 互いに同一面積単位で、前記粗部(A)の面積をSAとし、前記平滑部(B)の面積をSBとしたときに、面積比SB/SAが、0.6〜10.0の範囲内であり、 前記粗部(A)と当該粗部(A)に隣り合う前記平滑部(B)との間の平均高低差は、0.3μm〜3.0μmであり、 前記粗部(A)における前記平均表面粗さRaAが200nm超過2000nm以下である領域の合計面積が、前記粗部(A)の面積SAに対して85%以上であり、かつ、 前記平滑部(B)における前記平均表面粗さRaBが5nm超過200nm以下である領域の合計面積が、前記平滑部(B)の面積SBに対して65%以上である、 亜鉛系電気めっき鋼板。
IPC (6件):
C25D 7/00 ( 200 6.01) ,  C25D 5/26 ( 200 6.01) ,  C25D 5/52 ( 200 6.01) ,  B32B 15/01 ( 200 6.01) ,  C25D 3/22 ( 200 6.01) ,  C25D 3/56 ( 200 6.01)
FI (8件):
C25D 7/00 T ,  C25D 5/26 G ,  C25D 5/26 H ,  C25D 5/26 F ,  C25D 5/52 ,  B32B 15/01 C ,  C25D 3/22 101 ,  C25D 3/56 D
引用特許:
審査官引用 (1件)

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