特許
J-GLOBAL ID:201903009779837858

エチレンオキシドの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 八田国際特許業務法人
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-082508
公開番号(公開出願番号):特開2018-150315
特許番号:特許第6538921号
出願日: 2018年04月23日
公開日(公表日): 2018年09月27日
請求項(抜粋):
【請求項1】 エチレンを銀触媒の存在下、分子状酸素含有ガスにより接触気相酸化させる、エチレン酸化反応器でのエチレン酸化反応工程において生成したエチレンオキシドを含有する反応生成ガスをエチレンオキシド吸収塔へ供給し、前記エチレンオキシド吸収塔へ供給された吸収液と接触させ、エチレンオキシドを含有する前記エチレンオキシド吸収塔の塔底液をエチレンオキシド精製系へ供給し、前記エチレンオキシド精製系においてエチレンオキシドを精製する工程と、 前記エチレンオキシド吸収塔の塔頂部から排出される炭酸ガス含有ガスの少なくとも一部を炭酸ガス吸収塔へ供給し、前記炭酸ガス含有ガスを吸収液と接触させて得られる炭酸ガス濃厚吸収液を前記炭酸ガス吸収塔の塔底液として抜き出して炭酸ガス放散塔の上部へ供給し、前記炭酸ガス濃厚吸収液から炭酸ガスを放散させて前記炭酸ガス放散塔の塔頂部から排ガスとして排出させる工程と、 を含むエチレンオキシドの製造方法であって、 軸封装置としてドライガスシールを備えた遠心圧縮機を用いて前記エチレンを含む原料ガスを昇圧し、昇圧された前記原料ガスを前記エチレン酸化反応器へ供給することを含み、 この際、エチレンオキシドの製造プロセスの実施設備が、 前記遠心圧縮機のシール部への第1の窒素供給設備と、 前記遠心圧縮機のシール部への第2の窒素供給設備と、を備え、 前記第2の窒素供給設備が、 液体窒素タンクと、 前記液体窒素タンクに貯蔵された液体窒素を気化させるための気化装置と、を備え、 エチレンオキシドの製造プロセスの定常運転時には前記第1の窒素供給設備から前記遠心圧縮機のシール部への窒素供給を行い、 前記第1の窒素供給設備から前記遠心圧縮機のシール部への窒素供給が停止したときに、前記第2の窒素供給設備を使用して前記遠心圧縮機のシール部へ窒素供給を行う、エチレンオキシドの製造方法。
IPC (3件):
C07D 301/10 ( 200 6.01) ,  C07D 303/04 ( 200 6.01) ,  C07B 61/00 ( 200 6.01)
FI (3件):
C07D 301/10 ,  C07D 303/04 ,  C07B 61/00 300
引用特許:
審査官引用 (3件)
引用文献:
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