特許
J-GLOBAL ID:201903009901196850
難燃性架橋樹脂成形体及び難燃性架橋性樹脂組成物とそれらの製造方法、難燃性シランマスターバッチ、並びに、難燃性成形品
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
飯田 敏三
, 篠田 育男
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-071732
公開番号(公開出願番号):特開2017-179235
特許番号:特許第6490618号
出願日: 2016年03月31日
公開日(公表日): 2017年10月05日
請求項(抜粋):
【請求項1】 下記工程(1)、工程(2)及び工程(3)を有する、難燃性架橋樹脂成形体の製造方法であって、
工程(1):ベース樹脂100質量部に対して、有機過酸化物0.01〜0.6質量
部と、ベーマイト60〜200質量部と、前記ベーマイトと反応し、シラノール縮合
可能な反応部位、及びラジカルの存在下で前記ベース樹脂にグラフト反応しうるグラ
フト化反応部位を有するシランカップリング剤2〜15質量部と、シラノール縮合触
媒とを溶融混合して、混合物を得る工程
工程(2):前記工程(1)で得られた混合物を成形して成形体を得る工程
工程(3):前記工程(2)で得られた成形体を水と接触させて難燃性架橋樹脂成形
体を得る工程
前記ベース樹脂が、ポリオレフィン樹脂及びエチレンゴムの少なくとも1種を含有し、かつ、前記ポリオレフィン樹脂を100質量%以下、前記エチレンゴムを100質量%以下、スチレン系エラストマーを35質量%以下、及び、オイルを40質量%以下の割合で含有し、
前記工程(1)を行うに当たり、下記工程(a-2)でベース樹脂の全部を溶融混合する場合には、前記工程(1)が下記工程(a-1)、工程(a-2)及び工程(c)を有し、下記工程(a-2)でベース樹脂の一部を溶融混合する場合には、前記工程(1)が下記工程(a-1)、工程(a-2)、工程(b)及び工程(c)を有する、難燃性架橋樹脂成形体の製造方法。
工程(a-1):少なくとも前記ベーマイト及び前記シランカップリング剤を混合
して混合物を調製する工程
工程(a-2):前記混合物と前記ベース樹脂の全部又は一部とを、前記有機過酸
化物の存在下で前記有機過酸化物の分解温度以上の温度において溶融混合して、前
記グラフト化反応部位と前記ベース樹脂とをグラフト化反応させることにより、シ
ラン架橋性樹脂を含む難燃性シランマスターバッチを調製する工程
工程(b):前記ベース樹脂の残部及び前記シラノール縮合触媒を溶融混合して、
触媒マスターバッチを調製する工程
工程(c):前記難燃性シランマスターバッチと、前記シラノール縮合触媒又は前
記触媒マスターバッチとを溶融混合する工程
IPC (6件):
C08J 3/24 ( 200 6.01)
, C08J 3/22 ( 200 6.01)
, C08L 23/00 ( 200 6.01)
, C08K 3/22 ( 200 6.01)
, C08K 5/14 ( 200 6.01)
, C08K 5/54 ( 200 6.01)
FI (6件):
C08J 3/24 CES A
, C08J 3/22 CET
, C08L 23/00
, C08K 3/22
, C08K 5/14
, C08K 5/54
引用特許:
前のページに戻る