特許
J-GLOBAL ID:201903009917053359

撹乱データ再構築誤差推定装置、撹乱データ再構築誤差推定方法、プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 中尾 直樹 ,  中村 幸雄 ,  義村 宗洋
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-006357
公開番号(公開出願番号):特開2017-126028
特許番号:特許第6532829号
出願日: 2016年01月15日
公開日(公表日): 2017年07月20日
請求項(抜粋):
【請求項1】 Mを撹乱対象となるデータである元データの属性の数、Ajをj番目の属性(ただし、jは1≦j≦Mなる整数)とし、 属性Ajに対する撹乱は、属性Ajがカテゴリ属性である場合は維持確率をρjとする維持置換撹乱、属性Ajが数値属性(その値域を[aj,bj] (ただし、aj,bjはaj≦bjを満たす実数)とする)である場合は有界ラプラス分布のパラメータをφjとする有界ラプラスノイズ加算を前記値域[aj,bj]の分割I1=[t0,t1]、I2=[t1,t2]、...、IKj=[tKj-1,tKj](ただし、t0(=aj)<t1<...<tKj(=bj)、以下、t0、t1、...、tKjを分点という)を用いて量子化した量子化有界ラプラスノイズ加算であるとし、 |A|を|A|=|A1|×...×|AM|(ただし、属性Ajが数値属性の場合は|Aj|=Kj)なる整数、xi(1≦i≦|A|)を元データのi番目の属性値の組み合わせ、Nを元データのサンプルデータ数、HX(xi)を前記サンプルデータに出現するxiの度数とし、 前記サンプルデータ数N、前記度数HX(xi)から元データと再構築元データの誤差を推定する撹乱データ再構築誤差推定装置であって、 属性Ajがカテゴリ属性である場合は前記維持確率ρjと前記|Aj|を用いて算出される属性値vが属性値v’に変わる条件付き確率PY|XAj(v’|v)、属性Ajが数値属性である場合は前記パラメータφjと前記値域[aj,bj]と前記分点t1、...、tKj-1を用いて算出される部分区間Ikが部分区間Ik’に変わる条件付き確率PY|XAj(Ik’|Ik)(1≦k,k’≦|Kj|)を用いて、遷移確率行列Pjを計算する遷移確率行列計算部と、 前記サンプルデータ数N、前記度数HX(xi)(1≦i≦|A|)、前記遷移確率行列Pj(1≦j≦M)を用いて、xmの分散(1≦m,n≦|A|、m=n)またはxmとxnの共分散(1≦m,n≦|A|、m≠n)を前記誤差として計算する誤差計算部と を含む撹乱データ再構築誤差推定装置。
IPC (2件):
G09C 1/00 ( 200 6.01) ,  H04L 9/14 ( 200 6.01)
FI (3件):
G09C 1/00 610 Z ,  G09C 1/00 660 D ,  H04L 9/00 641
引用特許:
審査官引用 (1件)
引用文献:
審査官引用 (3件)

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