特許
J-GLOBAL ID:201903009987824786

円錐ころ軸受

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人深見特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-174090
公開番号(公開出願番号):特開2019-066038
出願日: 2018年09月18日
公開日(公表日): 2019年04月25日
要約:
【課題】耐焼付き性に優れるとともに、長寿命かつ高い耐久性を有する円錐ころ軸受を提供する。【解決手段】円錐ころ軸受10は、外輪11と内輪13と複数の円錐ころ12と保持器14とを備える。円錐ころ12の大端面16の設定曲率半径をR、円錐ころ12の円錐角の頂点である点Oから内輪13の大鍔面18までの距離をRBASEとしたとき、設定曲率半径Rと距離RBASEの比率R/RBASEの値を0.75以上0.87以下とする。保持器14において、ポケットの狭幅側の柱部には切欠きが設けられている。切欠きは、小環状部と柱部との境界から大環状部の方へ幅をもたせて設けられている。小環状部のポケット側の縁は、ポケットの狭幅側の底辺部分が柱部まで延びた形状とされている。【選択図】図4
請求項(抜粋):
内周面において外輪軌道面を有する外輪と、 外周面において内輪軌道面と、前記内輪軌道面よりも大径側に配置された大鍔面とを有し、前記外輪の内側に配置された内輪と、 前記外輪軌道面および前記内輪軌道面と接触する転動面と前記大鍔面と接触する大端面とを有し、前記外輪軌道面と前記内輪軌道面との間に配列される複数の円錐ころと、 周方向に所定の間隔で配置されている複数のポケットを含み、前記複数の円錐ころの各々を前記複数のポケットの各々に収容保持している保持器とを備え、 前記保持器は、前記複数の円錐ころの小径端面側で連なる小環状部と、前記複数の円錐ころの大径端面側で連なる大環状部と、前記小環状部と前記大環状部とを連結する複数の柱部とを含み、 前記複数のポケットの各々が、前記複数の円錐ころの小径側を収納する部分が狭幅側となり、かつ大径側を収納する部分が広幅側となる台形状に形成されており、 前記保持器の前記ポケットの前記狭幅側の前記柱部に切欠きを前記小環状部と前記柱部との境界から前記大環状部の方へ幅をもたせて設けたことにより、前記保持器の内径側から前記内輪側へ流入する潤滑油が前記切欠きから外径側の前記外輪側へ速やかに逃げるようにし、前記小環状部の前記ポケット側の縁を、前記ポケットの狭幅側の底辺部分が前記柱部まで延びた形状とし、 前記円錐ころの前記大端面の設定曲率半径をR、前記円錐ころの円錐角の頂点から前記内輪の大鍔面までの距離をRBASEとしたとき、 前記設定曲率半径Rと前記距離RBASEの比率R/RBASEの値を0.75以上0.87以下とし、 前記円錐ころの前記大端面の研削加工後の実曲率半径をRprocessとしたとき、前記実曲率半径Rprocessと前記設定曲率半径Rとの比率Rprocess/Rが0.5以上である、円錐ころ軸受。
IPC (4件):
F16C 33/36 ,  F16C 19/36 ,  F16C 33/58 ,  F16C 33/46
FI (4件):
F16C33/36 ,  F16C19/36 ,  F16C33/58 ,  F16C33/46
Fターム (25件):
3J701AA16 ,  3J701AA25 ,  3J701AA32 ,  3J701AA42 ,  3J701AA54 ,  3J701AA62 ,  3J701BA05 ,  3J701BA06 ,  3J701BA09 ,  3J701BA34 ,  3J701BA44 ,  3J701BA49 ,  3J701BA53 ,  3J701BA55 ,  3J701BA57 ,  3J701DA11 ,  3J701FA33 ,  3J701FA38 ,  3J701GA01 ,  3J701XB01 ,  3J701XB03 ,  3J701XB11 ,  3J701XB17 ,  3J701XB31 ,  3J701XB50
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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