特許
J-GLOBAL ID:201903010342263877

電気全体回路のシミュレーションのためのコンピュータ実装方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): アインゼル・フェリックス=ラインハルト ,  森田 拓 ,  前川 純一 ,  二宮 浩康 ,  上島 類
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-116032
公開番号(公開出願番号):特開2019-008794
出願日: 2018年06月19日
公開日(公表日): 2019年01月17日
要約:
【課題】少なくとも1つの計算ユニットによる電気全体回路のシミュレーションのためのコンピュータ実装方法を提供する。【解決手段】電気全体回路2の機能性の安定した最適化されたシミュレーションに自動的に到達するよう、全体回路から複数の部分回路5への安定した分割のシステマティックな探索が以下のようにして達成される。すなわち、部分状態空間表現6の結合を、計算された結合変数を部分回路間で交換するための結合方程式系11において表し、評価ステップ110において、結合方程式系に基づき少なくとも1つの安定性パラメータSを計算し、選択ステップ120において、計算された安定性パラメータSに依存して、全体回路から部分回路への目下の分解がシミュレーションの基礎となるか否か、を判定し、さらに選択が成功した後、電気全体回路のシミュレーションを、少なくとも1つの計算ユニットにおいて部分状態空間表現の計算により実施する。【選択図】図6
請求項(抜粋):
少なくとも1つの計算ユニット(3)による電気全体回路(2)のシミュレーションのためのコンピュータ実装方法(1)であって、 前記電気全体回路(2)は、回路素子(R1,R2,L1,L2,C1〜C4,D1,D2,T1)を有しており、全体状態空間表現(4)により数学的に記述され、前記全体回路(2)は、分割ステップ(100)において、回路分岐の分割により少なくとも2つの部分回路(5a,5b)に分解され、 各部分回路(5a,5b)は、それぞれ1つの部分状態空間表現(6a,6b)により数学的に記述され、 前記部分状態空間表現(6a,6b)は、分割された前記回路分岐の結合変数(iI,II,k,vII,I,k,uI,MS,k,uII,MS,k,yI,MS,k,yII,MS,k)を介して互いに結合されており、各部分回路(5a,5b)は、結合された前記部分状態空間表現(6a,6b)の数値解法によって、少なくとも1つの前記計算ユニット(3)において計算されるコンピュータ実装方法(1)において、 前記部分状態空間表現(6a,6b)の結合を、計算された前記結合変数を前記部分回路(5a,5b)間で交換するための結合方程式系(11)において表し、 評価ステップ(110)において、前記結合方程式系(11)に基づき少なくとも1つの安定性パラメータSを計算し、 選択ステップ(120)において、計算された前記安定性パラメータSに依存して、前記全体回路(2)から前記部分回路(5a,5b)への目下の分解がシミュレーションの基礎となるか否か、を判定し、 選択が成功した後、前記電気全体回路(2)のシミュレーションを、少なくとも1つの前記計算ユニット(3)において前記部分状態空間表現(6a,6b)の計算により実施する、 ことを特徴とするコンピュータ実装方法(1)。
IPC (1件):
G06F 17/50
FI (1件):
G06F17/50 662G
Fターム (3件):
5B046AA08 ,  5B046BA03 ,  5B046JA04

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