特許
J-GLOBAL ID:201903010390962736

動きベクトル差のエントロピー符号化

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 全啓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-216486
公開番号(公開出願番号):特開2019-050610
出願日: 2018年11月19日
公開日(公表日): 2019年03月28日
要約:
【課題】動きベクトル差の水平および垂直成分が前記水平および垂直成分の二値化を用いて符号化されたデータ・ストリームからビデオを復号化するためのデコーダを提供する。【解決手段】エントロピー復号器は、動きベクトル差の水平および垂直成分のために、動きベクトル差の水平および垂直成分および動きベクトル差の二値化を得るために一定の等確率バイパス・モードを用いたExp-Golombコードに共通する、短縮単項のコードのビン位置につき正確に1つのコンテキストを有するコンテキスト適応バイナリ・エントロピー復号化を用いてデータ・ストリームから短縮単項のコードを引き出す。デシンボライザは、動きベクトル差の水平および垂直成分の整数値を得るために動きベクトル差構文要素の二値化を非二値化する。再現器は、動きベクトル差の水平および垂直成分の整数値に基づいてビデオを再現する。【選択図】図11
請求項(抜粋):
動きベクトル差の水平および垂直成分が前記水平および垂直成分の二値化を用いて符号化されたデータ・ストリームからビデオを復号化するためのデコーダにおいて、二値化は、それぞれ、カットオフ値より低い水平および垂直成分の領域の第1の間隔の中で水平および垂直成分の短縮単項のコード、およびカットオフ値に等しいかそれより高い水平および垂直成分の領域の第2の間隔の中でカットオフ値のための短縮単項のコードの形の接頭辞と水平および垂直成分のExp-Golombコードの形の接尾辞との組み合わせに等しく、カットオフ値は2であり、Exp-Golombコードは順序1を有するデコーダであって、 動きベクトル差の水平および垂直成分のために、動きベクトル差の水平および垂直成分および動きベクトル差の二値化を得るために一定の等確率バイパス・モードを用いたExp-Golombコードに共通する、短縮単項のコードのビン位置につき正確に1つのコンテキストを有するコンテキスト適応バイナリ・エントロピー復号化を用いてデータ・ストリームから短縮単項のコードを引き出すように構成されたエントロピー復号器; 動きベクトル差の水平および垂直成分の整数値を得るために動きベクトル差構文要素の二値化を非二値化するように構成されるデシンボライザ; 動きベクトル差の水平および垂直成分の整数値に基づいてビデオを再現するように構成される再現器を含む、デコーダ。
IPC (2件):
H04N 19/91 ,  H04N 19/70
FI (2件):
H04N19/91 ,  H04N19/70
Fターム (10件):
5C159LC09 ,  5C159MA04 ,  5C159MA05 ,  5C159MA21 ,  5C159MC11 ,  5C159ME01 ,  5C159ME11 ,  5C159NN01 ,  5C159RB09 ,  5C159UA05
引用文献:
出願人引用 (3件)
  • WD3: Working Draft 3 of High-Efficiency Video Coding
  • Simplified MVD context selection (Extension of E324)
  • Modified binarization and coding of MVD for PIPE/CABAC
審査官引用 (3件)
  • WD3: Working Draft 3 of High-Efficiency Video Coding
  • Simplified MVD context selection (Extension of E324)
  • Modified binarization and coding of MVD for PIPE/CABAC

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