特許
J-GLOBAL ID:201903010478056450

手術顕微鏡の照明構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 三好 秀和 ,  高松 俊雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-023851
公開番号(公開出願番号):特開2019-139123
出願日: 2018年02月14日
公開日(公表日): 2019年08月22日
要約:
【課題】通常時は照明光を斜め方向から照射し、必要時には照明光を対物光学系の光軸に近い角度で術野に照射することができる手術顕微鏡の照明構造を提供する。【解決手段】必要時には顕微鏡本体2の下面に補助照明装置16を取付け、そのプリズム30で補助照明光Bを反射して照明光Aの照明角度θ1よりも小さい補助照明角度θ2で術野Gに向けて照射するため、深い穴状の術野Gの場合も底まで補助照明光Bを届かせやすい。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
手術顕微鏡が、メインドクター用の左右一対の接眼部を前側に有する顕微鏡本体に、顕微鏡本体の下面に形成され且つ術野から反射した光束を取り入れる光束取入口と、後側に照明光導入用の切欠部が形成され且つ光束取入口から取り入れられた光束のうち立体観察用の左右一対の光束が通過する1つの対物光学系と、対物光学系を通過した左右一対の光束がそのまま或いは反射されて通過すると共に倍率に応じて対物光学系を通過する光束の径を変化させる2つの変倍光学系とを備えた構造で、 顕微鏡本体の内部に導入された照明光を対物光学系の切欠部に設けられた光反射手段で反射し、該照明光を光反射手段から対物光学系の光軸に対して斜め方向の照明角度で術野に向けて照射する手術顕微鏡の照明構造であって、 前記顕微鏡本体の下面に後側から補助照明光を導入して前側に照射する補助照明装置が着脱自在に取付けられ、 該補助照明装置の前側には、対物光学系の下方において、平面視で対物光学系を通過する最大径状態の2本の光束と1つの切欠部により三方から囲まれた領域に位置する補助反射手段が支持手段により支持され、 該補助反射手段により補助照明光を反射して対物光学系の光軸に対して照明光の照明角度よりも小さい補助照明角度で術野に向けて照射自在であることを特徴とする手術顕微鏡の照明構造。
IPC (2件):
G02B 21/06 ,  A61B 90/20
FI (2件):
G02B21/06 ,  A61B90/20
Fターム (3件):
2H052AC04 ,  2H052AC17 ,  2H052AC27

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