特許
J-GLOBAL ID:201903010941852937
蓄熱方法および蓄熱装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (2件):
徳田 佳昭
, 西田 浩希
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-091026
公開番号(公開出願番号):特開2019-196867
出願日: 2018年05月10日
公開日(公表日): 2019年11月14日
要約:
【課題】摂氏85度以上に加熱されても、電圧の印加により潜熱を放出可能な耐熱性を有する蓄熱装置を提供すること。【解決手段】蓄熱材を内部に含む蓄熱槽、第1電極、第2電極、および第1電極および第2電極に電圧を印加するための電源を具備し、ここで、蓄熱材は、蓄熱槽の内部で上層部および下層部を含む多層構造を具備しており、下層部は、酢酸ナトリウムおよび無機多孔体の両方を含有し、無機多孔体は、50ナノメートル以下の平均細孔径を有し、上層部は、酢酸ナトリウムを含有するが、無機多孔体を含有せず、第1電極は、銀合金、および銀化合物からなる群から選択される少なくとも1つから形成された表面を具備しており、かつ第1電極の表面の少なくとも一部は、下層部に接している、蓄熱装置。【選択図】図1
請求項(抜粋):
熱を放出する方法であって、
(a) 以下を具備する蓄熱装置を用意する工程、
蓄熱材を内部に含む蓄熱槽、
第1電極、
第2電極、および
前記第1電極および前記第2電極の間に電圧を印加するための電源、
ここで、
前記蓄熱材は、前記蓄熱槽の内部で上層部および下層部を含む多層構造を具備しており、
前記下層部は、酢酸ナトリウムおよび無機多孔体の両方を含有し、
前記無機多孔体は、50ナノメートル以下の平均細孔径を有し、
前記上層部は、酢酸ナトリウムを含有するが、前記無機多孔体を含有せず、
前記第1電極は、銀合金、および銀化合物からなる群から選択される少なくとも1つから形成された表面を具備しており、かつ
前記第1電極の表面の少なくとも一部は、前記下層部に接しており、
(b) 工程(a)の後に、前記蓄熱材を摂氏85度以上の温度に加熱する工程、かつ
(c) 工程(b)の後に、摂氏58度以下の温度下で、前記電源を用いて、前記第1電極および前記第2電極の間に電圧を印加し、前記蓄熱材から熱を放出させる工程
を具備する、方法。
IPC (2件):
FI (4件):
F28D20/02 F
, C09K5/06 D
, F28D20/02 D
, F28D20/02 E
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