特許
J-GLOBAL ID:201903010942981978

磁気ギア装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-133276
公開番号(公開出願番号):特開2019-017188
出願日: 2017年07月07日
公開日(公表日): 2019年01月31日
要約:
【課題】渦電流の発生を抑制し伝達効率を高めた磁気ギア装置を提供する。【解決手段】 ロータは、軟磁性体よりなるロータヨークを有し、ロータヨークには回転軸方向に貫通する貫通孔がロータの回転軸を中心として放射状に複数個設けられ、複数個の貫通孔には永久磁石がそれぞれ埋め込まれ、各々の永久磁石は貫通孔に埋め込まれた状態で放射方向に垂直となる方向に着磁されており、隣接する永久磁石の対向する面が同極となるように配置されている。これによりロータの磁束量を大きくできる。 軟磁性体であるロータヨークに設けられた貫通孔の、ステータと対向する側の端面にはステータ側に延びる空隙部を有し、貫通孔のステータと対向する側と反対側の端面部には非磁性体よりなるロータホルダが露出する構成としたので、磁束の短絡が回避でき磁気ギアの効率をより高められる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
それぞれ異なる数の複数個の永久磁石を有する径の異なる2つの円環状のロータと、複数個の磁極片を有する円環状のステータとを有し、2つの前記ロータの間に前記ステータを配し、前記ロータの複数個の前記永久磁石からの磁束を前記ステータの前記磁極片により変調して回転を伝達する磁気ギア装置において、 2つの前記ロータの少なくとも一方は、軟磁性体よりなるロータヨークを有し、前記ロータヨークには回転軸方向に貫通する貫通孔が前記ロータの回転軸を中心として放射状に複数個設けられ、複数個の前記貫通孔には前記永久磁石がそれぞれ埋め込まれ、各々の前記永久磁石は前記貫通孔に埋め込まれた状態で放射方向に垂直となる方向に着磁されており、隣接する前記永久磁石の対向する面が同極となるように配置されていることを特徴とする磁気ギア装置。
IPC (2件):
H02K 49/10 ,  F16H 49/00
FI (2件):
H02K49/10 A ,  F16H49/00 A
Fターム (5件):
5H649BB02 ,  5H649GG09 ,  5H649GG16 ,  5H649HH09 ,  5H649HH16

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