特許
J-GLOBAL ID:201903011712223361
くさび緊結式足場における緊結装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
松村 直都
, 渡邉 彰
, 岸本 瑛之助
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-232625
公開番号(公開出願番号):特開2019-100101
出願日: 2017年12月04日
公開日(公表日): 2019年06月24日
要約:
【課題】アンロック状態のくさびが常に適正な位置に保持されるようにして、緊結および緊結解除の作業ならびに梱包時の結束作業をスムーズに行いうる、くさび緊結式足場における緊結装置を提供する。【解決手段】緊結装置は、支柱1の外側面11に固着された平面より見てコ字形のソケット金具2と、布材3の端面31に垂下状に固着されたくさび5付きインサート金具4と、インサート金具4における垂直壁41内面の上部に設けられて、くさび5の上部を後方に向かって付勢する圧縮コイルばね6とを備えている。圧縮コイルばね6の弾性力によって、くさび5後面の後方突出部59の頂部分591が布材3の端面31の下部に押し付けられるとともに、くさび5の前面における屈曲凸部56よりも下方部分57がインサート金具4の垂直壁41内面に押し付けられることにより、くさび5のアンロック状態が保持される。【選択図】図3
請求項(抜粋):
支柱の外側面に固着された平面より見てコ字形のソケット金具と、布材の端面に垂下状に固着されたくさび付きインサート金具とを備えている、くさび緊結式足場における緊結装置であって、
ソケット金具は、その中央壁が前下がり傾斜状となされており、
インサート金具は、上下方向にのびかつ支柱の外側面に沿いうる横断面形状を有する垂直壁と、垂直壁の左右側縁から後方に張り出した左右側壁と、垂直壁の下端縁から後方に張り出した底壁とを有するものであって、左右側壁の後端縁の上部が布材の端面に接合されているとともに、同後端縁における布材よりもやや下方の高さ中間位置に、ソケット金具の中央壁上縁に受けられる下向きの段差が設けられ、インサート金具における前記段差よりも下方部分がソケット金具に差し込まれて、同下方部分の先端側がソケット金具の下方に突出させられており、
くさびは、側面より見て前方凸状に屈曲した略く字形の縦長板状体よりなるものであって、その後面の下部に、ソケット金具の中央壁内面に沿いうる前下がり傾斜状の圧接面が設けられており、
非緊結時のくさびは、その上部以外の部分がインサート金具の内部に収容されて、その下端部がインサート金具の底壁上面に当接または近接させられているととともに、その圧接面がソケット金具の中央壁内面から離間させられているアンロック状態となされる一方、緊結時のくさびは、前記アンロック状態から下方に打ち込まれることにより、その圧接面がソケット金具の中央壁内面に圧接させられるとともに、その下端部がインサート金具の下方に突出させられて同下端部の前面がインサート金具の底壁先端縁に圧接させられ、さらにその前面の長さ中間の屈曲凸部がインサート金具の垂直壁内面に圧接させられるロック状態となされ、
前記緊結装置は、さらに、インサート金具における垂直壁内面の上部に設けられて、くさびの上部を後方に向かって付勢する付勢部材を備えており、付勢部材の付勢力によって、くさびの後面の長さ中間部が布材の端面の下部に押し付けられるとともに、くさびの前面における屈曲凸部よりも下方部分がインサート金具の垂直壁内面に押し付けられることにより、くさびのアンロック状態が保持されるようになっている、くさび緊結式足場における緊結装置。
IPC (3件):
E04G 7/32
, E04G 7/34
, F16B 7/04
FI (4件):
E04G7/32 A
, E04G7/34 303A
, F16B7/04 301J
, F16B7/04 301U
Fターム (3件):
3J039AA08
, 3J039BB01
, 3J039DA01
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