特許
J-GLOBAL ID:201903011872886880

トルエン塔なしでリフォメートからベンゼンを製造するための新規な方法のフロー図

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 松村 直都 ,  渡邉 彰 ,  岸本 瑛之助
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-129576
公開番号(公開出願番号):特開2019-019123
出願日: 2018年07月09日
公開日(公表日): 2019年02月07日
要約:
【解決手段】本発明は、リフォメートからのベンゼンの製造のための、トルエン分離塔を含まないアロマティクス・コンプレックスと称される方法のフロー図を記載する。本発明による方法のフロー図は、従来技術の方法のフロー図と比較して約20%の全体的なエネルギーの節約を引き出すことができる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
アロマティクス・コンプレックスの分画方法であって、リフォメート分離ユニット(a)、芳香族化合物抽出ユニット(b)、ベンゼン分離塔(c)、キシレン分離塔(d)、トランスアルキル化によってトルエンを転化するためのユニット(f)、重質芳香族化合物分離ユニット(e)、トルエン転化ユニット(f)から得られた流出物のための分離塔(g)および分離ユニット(g)を起源とする軽質芳香族化合物のための安定化および分離のユニット(h)を含み、 (a)本方法のための供給原料を構成するリフォメート(1)のための分離ユニット(a)は、以下を分離するために用いられる: ・ 塔頂である、流れ(2);これは、5個の炭素原子を含有する炭化水素を含有する、供給原料の軽質脂肪族化合物フラクションである、 ・ 側流としての、流れ(3);これは、供給原料の軽質芳香族化合物フラクションであり、流れ(22)との混合物として送られ、流れ(5)を形成し、芳香族化合物抽出ユニット(b)に供給する、 ・ 流れ(4);これは、供給原料(1)の重質芳香族化合物フラクションであり、芳香族化合物から主としてなる8個超の炭素原子を含有する芳香族炭化水素を含有する、 (b)芳香族化合物抽出ユニット(b)は、流れ(5)を供給されて以下のものを生じさせる: ・ 流れ(6);芳香族化合物抽出工程からのラフィネートであり、芳香族化合物を含有しておらず、本方法からの生成物であり、それ故に、搬出される、 ・ 流れ(7);芳香族化合物抽出工程からの抽出物であり、ベンゼンおよびトルエンを含有し、この流れ(7)は、流れ(21)である、軽質芳香族化合物留分と混合されて、流れ(8)を形成し、流れ(21)は、安定化され、かつ、芳香族化合物抽出ユニットの下流に再循環させられたものであり、流れ(8)は、塔(c)において行われるベンゼン分離工程のための供給原料である、 (c)ベンゼン分離ユニット(c)は、コンプレックスによって生じたベンゼンである塔頂流れ(9)と、底部からの、トルエンによって主として構成された流れ(10)とを抽出するために用いられ、流れ(10)は、トランスアルキル化ユニット(f)に直接的に送られ、 ・ 供給原料(1)の重質芳香族化合物フラクションである、流れ(4)は、トランスアルキル化ユニット(f)からの流出物の分離のための工程(g)の底部から抽出された重質芳香族化合物留分(19)と混合されて、キシレン分離ユニット(d)のための供給原料である流れ(11)を形成する、 (d)キシレン分離ユニット(d)は、C8芳香族化合物のみを含有する塔頂流れ(12)と、底部からの流れ(13)とを分離するために用いられ、流れ(13)は、A9+留分によって構成され、コンプレックスから搬出されるか、または、有利には、重質芳香族化合物を分離する工程(e)において処理されるかのいずれかである、 (e)重質芳香族化合物分離ユニット(e)は、9〜10個の炭素原子を含有するアルキルベンゼンを含有する芳香族化合物によって構成される塔頂流れ(14)と、底部からの流れ(15)とを回収するために用いられ得、流れ(15)は、通常の転化ユニットによっては品質向上され得ない他のA10+炭化水素によって構成される、 (f)トランスアルキル化ユニット(f)は、ベンゼン分離塔(c)の底部からの流れ(10)を流れ(14)である、重質芳香族化合物分離塔(e)からの塔頂流れに加えることに由来する流れ(16)を供給され、アルキル化流出物である、流れ(17)を生じさせ、流れ(17)は、分離ユニット(g)に送られる、 (g)トランスアルキル化ユニット(f)からの流出物のための分離ユニット(g)は、軽質芳香族化合物の塔頂流れ(18)と、底部からの流れ(19)とを生じさせ、流れ(18)は、安定化および分離のユニット(h)に供給され、流れ(19)は、トランスアルキル化ユニットの流出物分離工程において抽出された重質芳香族化合物留分である、 (h)流れ(18)によって供給された軽質芳香族化合物留分のための安定化および分離のユニット(h)は、流れ(21)を構成する、6および7個の炭素原子を含有する炭化水素の再循環物と、芳香族化合物抽出工程(b)に直接的に再循環させられる流れ(22)と、パージガスを構成し、1〜5個の炭素原子を含有する炭化水素によって主として構成される流れ(20)とを分割するために用いられ得、流れ(21)は、流れ(7)との混合物としてベンゼン分離ユニット(c)に送られる 方法。
IPC (5件):
C07C 7/04 ,  C07C 15/04 ,  C07C 15/06 ,  C07C 15/08 ,  C07C 5/27
FI (5件):
C07C7/04 ,  C07C15/04 ,  C07C15/06 ,  C07C15/08 ,  C07C5/27
Fターム (4件):
4H006AA02 ,  4H006AC27 ,  4H006AD11 ,  4H006BD70

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