特許
J-GLOBAL ID:201903012187242097
異形成を自動的に検出しモニターし、化学予防を施行するためのシステム及び方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
岡部 讓
, 齋藤 正巳
, 臼井 伸一
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-534713
公開番号(公開出願番号):特表2019-506602
出願日: 2016年12月28日
公開日(公表日): 2019年03月07日
要約:
標本から得られた細胞の3D再構成画像を解析することによって、異形成を自動的に検出し、モニターし、及び処置するための方法は、痰標本からの細胞を正常又は異常として分類する生体標本分類器を含む。異常細胞が検出された場合、異常細胞は前癌又は癌として更に分類される。前癌細胞は、腺にできる又は扁平上皮にできるもの(異形成細胞)として更に下位分類される。この情報は、患者治療を規定するために使用されることになるため、細胞が異形成として分類された場合、治療量を達成するために所定の期間にわたって被験者にイロプロストのような癌化学予防薬剤を投与され、悪性細胞だけが見出された場合又は悪性細胞及び前癌細胞が見出された場合、次のステップは、生検及び手術並びに場合によっては癌化学予防薬剤の使用に対する患者のトリアージを含むことになる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
被験者から得られた痰標本から得られた疑似投影図に基づく細胞の3D画像を解析することによって、前癌細胞状態を自動的に検出しモニターするための方法であって、
前記痰標本からの細胞を正常又は異常として識別するために生体標本分類器を動作させることと、
識別された異常細胞を前癌又は癌として更に分類することと、
前癌細胞を、腺にできる前癌細胞、軽度〜中等度異形成、中等度〜高度異形成、又は高度異形成として更に分類することと、
前記細胞が癌として分類されると、疑わしい病変を検証するために生検を実施することと、
癌が見出されると、前記癌病変を取除くために外科手技を施行することと、
前記細胞が腺にできる前癌細胞として分類されると、所定の期間にわたって、前記被験者に癌化学予防薬剤を投与することと、
細胞が軽度、中等度、又は高度異形成として分類されると、所定の期間にわたって、前記被験者に癌化学予防薬剤を投与することと、
前癌細胞と癌細胞の両方が発見されると、任意の疑わしい病変の癌状態を検証することと、
癌が見出されると、前記癌病変を取除くために外科手技を施行することと、
所定の期間にわたって、前記被験者に癌化学予防薬剤を投与することと、
を含む、方法。
IPC (3件):
G01N 33/48
, G01N 33/574
, C12M 1/34
FI (3件):
G01N33/48 M
, G01N33/574 D
, C12M1/34 B
Fターム (14件):
2G045AA24
, 2G045AA26
, 2G045CB01
, 2G045CB02
, 2G045FA19
, 2G045JA01
, 2G045JA03
, 4B029AA07
, 4B029AA27
, 4B029BB11
, 4B029FA02
, 4C084AA17
, 4C084NA20
, 4C084ZB26
前のページに戻る