特許
J-GLOBAL ID:201903012334634591

耐久性が向上したクローラーパッド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): ▲吉▼川 俊雄 ,  市川 寛奈
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-084850
公開番号(公開出願番号):特開2019-031266
出願日: 2018年04月26日
公開日(公表日): 2019年02月28日
要約:
【課題】本発明は耐久性が向上したクローラーパッドに関するものであり、特にクローラーパッドの間に異物が侵入することを防いで芯金の強度を大幅に改善するとともに、パッド本体及び芯金の一体性を改善する新概念の技術に関するものであり、これまでに開示されたクローラーパッドは、隣接するクローラーパッド相互間の隙間に砂利や異物が侵入することでゴムからなるパッド本体が損傷し、寿命を低下させる問題を惹き起こした。【解決手段】本発明はこのような問題点を一掃するための方策として、パッド本体の前後面上部に形成された異物侵入防止リブが隣接する他のパッド本体との間に異物が侵入することを1次的に防ぎ、前記異物侵入防止リブの下段にそれぞれ形成されたオーバーラップ傾斜面が隣接する他のパッド本体のオーバーラップ傾斜面と互いにオーバーラップを成しつつ、異物の侵入を2次的に防ぐ技術を講ずることを特徴とする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
上部面両側に接地部(11)が突出形成され、下部面中央にリンク結合部(12)が陥没形成され、前記接地部(11)の間に複数の設置用穴(13)が形成されたパッド本体(10)と、 前記パッド本体(10)の内部に挿入設置され、中央に前記設置用穴(13)と連通する設置用穴(23)が形成された芯金(20)と、 前記接地部(11)の前後面に突出形成されて隣接する他のパッド本体(10)との間に異物の侵入を1次的に防ぐ異物侵入防止リブ(14)からなる一方、 前記パッド本体(10)の前後面下部にそれぞれオーバーラップ傾斜面(15)(15a)が下向きに傾斜するように形成され、前記オーバーラップ傾斜面(15)(15a)は、隣接する他のパッド本体(10)のオーバーラップ傾斜面(15)(15a)と互いにオーバーラップして、オーバーラップ領域(16)を形成し、異物の侵入を2次的に防ぎ、 前記接地部(11)の後方表面には地面との接触面積を減少させる非接地面(17)が傾斜状に形成され、 前記芯金(20)は、上部面前後及び中央にそれぞれ長さ方向に沿って補強リブ(21)(21a)(21b)が突出形成され、 前記芯金(20)は、設置用穴(23)が形成された中央部(24)が等しい厚さに形成されるのとは異なり、中央部(24)の両側には両側上方に進むに従って厚さが漸進的に厚くなるエッジ補強部(25)が形成され、 前記補強リブ(21)(21a)(21b)のうち、中央に形成された補強リブ(21a)は、中央にゴム通路(22)が陥没形成され、前記パッド本体(10)の加硫工程においてゴム通路(22)を通って流動化されたゴムが補強リブ(21)(21a)(21b)の間を滑らかに流れて行くように流れを改善し、 前記補強リブ(21)(21a)(21b)の上段には反り防止のための厚肉部(27)が突出形成され、 前記補強リブ(21)(21a)(21b)は、両側にゴム厚拡大面(26)が両側下向きに傾斜するように形成され、前記ゴム厚拡大面(26)に接着される部分の前記パッド本体(10)は、前記補強リブ(21)(21a)(21b)の中央に接着される部分に比べてゴム厚が拡大するにつれクッション性能を向上させることを特徴とする耐久性が向上したクローラーパッド。
IPC (1件):
B62D 55/275
FI (1件):
B62D55/275
引用特許:
出願人引用 (7件)
  • 履帯パッド
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2014-120913   出願人:株式会社ブリヂストン
  • 履帯パッド
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2011-234952   出願人:株式会社ブリヂストン
  • 履帯ゴムシュ-
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-315898   出願人:株式会社ブリヂストン
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審査官引用 (6件)
  • 履帯パッド
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2014-120913   出願人:株式会社ブリヂストン
  • 履帯パッド
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2011-234952   出願人:株式会社ブリヂストン
  • 履帯ゴムシュ-
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-315898   出願人:株式会社ブリヂストン
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