特許
J-GLOBAL ID:201903012350086049

二元燃料内燃機関のデポジット堆積防止装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 長谷川 芳樹 ,  黒木 義樹 ,  三上 敬史 ,  中山 浩光
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-060620
公開番号(公開出願番号):特開2017-172508
特許番号:特許第6565753号
出願日: 2016年03月24日
公開日(公表日): 2017年09月28日
請求項(抜粋):
【請求項1】 燃焼室内に主燃料を供給する主燃料供給ユニットと、前記燃焼室内に着火補助燃料を噴射する燃料噴射弁とを備えた二元燃料内燃機関のデポジット堆積防止装置であって、 前記燃焼室内への吸入空気量を検出する空気量検出部と、 前記主燃料供給ユニットによる前記主燃料の供給量、予め設定された前記燃料噴射弁からの前記着火補助燃料の噴射量及び噴射タイミングを含む噴射情報を取得する噴射情報取得部と、 前記燃焼室内への吸入空気量、前記主燃料供給ユニットによる前記主燃料の供給量、前記着火補助燃料の噴射量及び噴射タイミングに基づいて、前記燃料噴射弁からの前記着火補助燃料の噴射時における前記燃焼室内の温度を求める筒内温度求め部と、 前記燃焼室内の圧力を検出する筒内圧力検出部と、 前記燃料噴射弁からの前記着火補助燃料の噴射圧力を検出する噴射圧力検出部と、 前記着火補助燃料の噴射時における前記燃焼室内の温度、前記着火補助燃料の噴射時における前記燃焼室内の圧力、前記着火補助燃料の噴射量及び前記着火補助燃料の噴射圧力に基づいて、前記着火補助燃料の噴射量の低下率を推定する噴射量低下率推定部と、 前記噴射量低下率推定部により推定された前記着火補助燃料の噴射量の低下率が閾値以上のときに、前記燃料噴射弁の噴孔部へのデポジットの堆積を抑制するための制御を行う制御部とを備え、 前記筒内温度求め部は、前記吸入空気量、前記主燃料の供給量、前記着火補助燃料の噴射量及び噴射タイミングと前記燃焼室内の温度との関係を表したマップ、或いは熱力学から得られると共に前記吸入空気量、前記主燃料の供給量、前記着火補助燃料の噴射量及び噴射タイミングを変数とした計算式を用いて、前記燃料噴射弁からの前記着火補助燃料の噴射時における前記燃焼室内の温度を求め、 前記着火補助燃料の噴射量の低下率は、新品時の着火補助燃料の噴射量に対する新品時の着火補助燃料の噴射量と現在の着火補助燃料の噴射量との減算値の比率であり、 前記噴射量低下率推定部は、A×(着火補助燃料の噴射時における燃焼室内の温度×着火補助燃料の噴射時における燃焼室内の圧力)-B×(1サイクルにおける着火補助燃料の噴射量の合計値×着火補助燃料の噴射圧力)+Cという計算式(A,B,Cは係数)を用いて、前記着火補助燃料の噴射量の低下率を算出することを特徴とする二元燃料内燃機関のデポジット堆積防止装置。
IPC (7件):
F02D 19/08 ( 200 6.01) ,  F02D 45/00 ( 200 6.01) ,  F02M 26/51 ( 201 6.01) ,  F02D 41/02 ( 200 6.01) ,  F02M 25/00 ( 200 6.01) ,  F02D 21/08 ( 200 6.01) ,  F02M 26/20 ( 201 6.01)
FI (9件):
F02D 19/08 C ,  F02D 45/00 345 K ,  F02M 26/51 ,  F02D 41/02 325 K ,  F02D 41/02 325 E ,  F02M 25/00 C ,  F02M 25/00 D ,  F02D 21/08 301 D ,  F02M 26/20
引用特許:
審査官引用 (9件)
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