特許
J-GLOBAL ID:201903012604926700

湿式排煙脱硫方法と装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 亀井 岳行
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-510964
特許番号:特許第6556833号
出願日: 2016年04月01日
請求項(抜粋):
【請求項1】 ボイラを含む燃焼装置から排出される排ガスを脱硫吸収塔(13)に導入し、該脱硫吸収塔(13)内へ粉砕した石灰石と水を混合して調製したスラリ状の吸収液をスプレノズル(21)から噴射して排ガスと接触させることにより、排ガス中の硫黄酸化物を吸収液中に吸収除去し、落下した吸収液を循環タンク(22)に溜め、循環タンク(22)内の吸収液を循環して前記スプレノズル(21)へ供給して繰返し使用しつつ、循環タンク(22)から吸収液の一部を抜き出して固液分離することにより、石灰石による脱硫反応によって吸収液中に生じた石膏を回収する湿式排煙脱硫方法において、 脱硫吸収塔(13)に粉末活性炭を供給して吸収液中の水銀を吸着除去し、 前記循環タンク(22)から一部の吸収液を抜き出して微細な気泡を大量に発生する起泡式浮選装置(32)に供給し、 起泡式浮選装置(32)の吸収液の液面上に形成される浮上泡沫気泡層(36)を回収してその一部を脱硫吸収塔(13)に返送し、残りを廃棄処分し、同時に起泡式浮選装置(32)の下部から抜き出した吸収液を脱水して石膏を回収し、 前記石膏を回収した後の吸収液の一部を排水系に流し、他部を循環タンク(22)に循環し、 起泡式浮選装置(32)の泡沫気泡層(36)の物性値が所定の範囲になるように、前記石膏を回収した後の吸収液の排水系に流す排水量の調整、前記石膏を回収した後の吸収液の循環タンク(22)への循環量の調整及び/又はカルシウムやマグネシウムを含む水溶性添加剤の起泡式浮選装置(32)内の吸収液への添加量の調整をすることを特徴とする湿式排煙脱硫方法。
IPC (11件):
B01D 53/50 ( 200 6.01) ,  B01D 53/64 ( 200 6.01) ,  B01D 53/78 ( 200 6.01) ,  B01D 53/14 ( 200 6.01) ,  B01D 53/18 ( 200 6.01) ,  C02F 1/28 ( 200 6.01) ,  B03D 1/002 ( 200 6.01) ,  B03D 1/008 ( 200 6.01) ,  B03D 1/14 ( 200 6.01) ,  B03D 101/04 ( 200 6.01) ,  B03D 103/00 ( 200 6.01)
FI (12件):
B01D 53/50 245 ,  B01D 53/64 100 ,  B01D 53/78 ZAB ,  B01D 53/14 220 ,  B01D 53/18 150 ,  C02F 1/28 D ,  C02F 1/28 C ,  B03D 1/002 ,  B03D 1/008 ,  B03D 1/14 ,  B03D 101:04 ,  B03D 103:00

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