特許
J-GLOBAL ID:201903012764507810

金属ナノ粒子コロイド分散体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人北青山インターナショナル
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2019-502196
公開番号(公開出願番号):特表2019-527770
出願日: 2017年07月17日
公開日(公表日): 2019年10月03日
要約:
Cu、Zn、Sn及びTiなどの酸化物を含まないナノ金属と、遊離し、還元された状態にある第4周期及び第5周期の遷移金属要素を、溶液相合成法を使用して合成し、関連するコロイド状金属及び合金分散体を中間温度(>80°C)で動的制御して、その関連するコロイド金属と合金分散体を安定化させる、酸化物のないナノ金属合成方法。少なくとも2つの近位窒素原子を含む有機還元剤溶液が、その還元剤として、同じ又は異なる低分子量溶媒中に溶かした一又はそれ以上の金属有機塩を含む別の溶液と反応する。この反応溶液は、ルイス塩基と、ルイス酸で安定化され、選択的に濃縮されうる。【選択図】図12
請求項(抜粋):
ナノ粒子が純金属、金属ナノ-合金、または容易な低温溶媒法で合成された平均粒径が2.9nm未満の金属コアシェル粒子である、安定で完全に還元された金属ナノ粒子含有コロイド分散体において: 前記方法が: アミノアルコールまたはジアミン部分と金属塩との金属カチオンの塩電荷移動錯体(CT錯体)を形成するステップと; 前記CT錯体を2または3個の窒素原子を含有する有機還元剤を含む溶液と反応させて、金属ナノ粒子を形成するステップと; アニリンまたは二座のヘテロ原子を含むアミン安定剤(ルイス塩基)で前記金属ナノ粒子を安定化して、安定で完全に還元された金属ナノ粒子含有コロイド分散体を形成するステップと; を具え、 前記CT錯体が、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、1,2-ジアミノプロパノール、1,3-アミノプロパノール、またはこれらの組み合わせからなる群から選択された少なくとも二つの溶媒中に溶解させた、金属ギ酸塩、アセテート、アルコキシド、またはクエン酸塩に由来し; 前記2または3個の窒素原子を含有する還元剤が、ジエチレントリアミン、1,2-ジアミノシクロヘキサン、ヒドラジン、誘導体化ヒドラジン分子、またはフェニドン様分子からなる群から選択され; 前記二座へテロ原子含有アミン安定剤が、ジメチルグリオキシム、2,2'-ビピリジン、1,10-フェナントロリン、オルト-フェニレンジアミン、1,2-ジアミノシクロヘキサン、1,4- ジアミノブタン、尿素、8-ヒドロキシキノリン、置換尿素、およびこれらの組み合わせからなる群から選択される; ことを特徴とする、安定で完全に還元された金属ナノ粒子含有コロイド分散体。
IPC (7件):
B22F 9/00 ,  B22F 9/24 ,  B22F 1/00 ,  B22F 1/02 ,  B82Y 30/00 ,  B82Y 40/00 ,  B01J 13/00
FI (7件):
B22F9/00 B ,  B22F9/24 B ,  B22F1/00 L ,  B22F1/02 A ,  B82Y30/00 ,  B82Y40/00 ,  B01J13/00 B
Fターム (39件):
4G065AA04 ,  4G065AA07 ,  4G065AB01Y ,  4G065AB02Y ,  4G065AB03X ,  4G065AB03Y ,  4G065AB16X ,  4G065AB16Y ,  4G065AB17Y ,  4G065BA13 ,  4G065BA15 ,  4G065BB01 ,  4G065BB03 ,  4G065CA11 ,  4G065DA09 ,  4G065EA03 ,  4G065FA01 ,  4K017AA02 ,  4K017AA06 ,  4K017AA08 ,  4K017BA01 ,  4K017BA03 ,  4K017BA05 ,  4K017BA10 ,  4K017CA08 ,  4K017DA07 ,  4K017EJ01 ,  4K017EJ02 ,  4K017FB07 ,  4K017FB11 ,  4K018BA02 ,  4K018BA03 ,  4K018BA04 ,  4K018BA10 ,  4K018BA20 ,  4K018BB05 ,  4K018BC22 ,  4K018BD04 ,  4K018KA33
引用特許:
審査官引用 (3件)

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