特許
J-GLOBAL ID:201903013263324045
細孔性高分子化合物、分離対象化合物の分離方法、単結晶、結晶構造解析用試料の作製方法、解析対象化合物の分子構造決定方法、及びキラル化合物の絶対配置の決定方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大石 治仁
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-042308
公開番号(公開出願番号):特開2016-160241
特許番号:特許第6607594号
出願日: 2015年03月04日
公開日(公表日): 2016年09月05日
請求項(抜粋):
【請求項1】 三次元骨格と、該三次元骨格によって仕切られて形成された、細孔及び/又は中空を有する細孔性高分子化合物であって、
前記三次元骨格が、
複数の、下記式(1)
〔Aは炭素数5〜30の糖残基を表し、Xは酸素原子を表し、nは2又は3である。
Qは、下記式(2)
(式(2)中、Ar1は、単環構造を有する2価の芳香族基、又は、芳香環が2個以上縮合してなる縮合環構造を有する2価の芳香族基を表す。
Y1、Y2は、それぞれ独立に、炭素数2〜10の2価の不飽和脂肪族基、6員芳香環1つからなる単環構造を有する2価の有機基、6員芳香環が2〜4個縮合してなる縮合環構造を有する2価の有機基、アミド基〔-C(=O)-NH-〕、エステル基〔-C(=O)-O-〕、及び、これらの2価の有機基の2以上の組み合わせから選ばれる2価の有機基、又は単結合を表す。
「*」は、Xとの結合位置を表す。)
で示される2価の基、又は下記式(3)
(式(3)中、Ar2は3価の芳香族基を表す。
Y3〜Y5は、それぞれ独立に、炭素数2〜10の2価の不飽和脂肪族基、6員芳香環1つからなる単環構造を有する2価の有機基、6員芳香環が2〜4個縮合してなる縮合環構造を有する2価の有機基、アミド基〔-C(=O)-NH-〕、エステル基〔-C(=O)-O-〕、及び、これらの2価の有機基の2以上の組み合わせから選ばれる2価の有機基、又は単結合を表す。)で示される3価の基を表す。
「*」は、Xとの結合位置を表す。)
で示される3価の基を表す。
また、複数のA、X同士は、互いに同一であっても、相異なっていてもよい。〕
で示される糖誘導体と、
前記糖誘導体の水酸基及び/又はエーテル結合と相互作用する、周期表第1族の金属イオン、周期表第2族の金属イオン、周期表第8〜12族の金属イオンから選ばれる複数の陽イオンとを含み、かつ、
前記陽イオンが、それぞれ、2以上の糖誘導体と相互作用して形成されたものであることを特徴とする細孔性高分子化合物。
IPC (5件):
C07H 15/203 ( 200 6.01)
, C30B 29/58 ( 200 6.01)
, B01J 20/26 ( 200 6.01)
, C07F 1/00 ( 200 6.01)
, C07F 1/04 ( 200 6.01)
FI (5件):
C07H 15/203
, C30B 29/58
, B01J 20/26
, C07F 1/00
, C07F 1/04
引用特許:
審査官引用 (1件)
-
高分子錯体
公報種別:公開公報
出願番号:特願2004-382152
出願人:国立大学法人東京大学, トヨタ自動車株式会社
引用文献:
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