特許
J-GLOBAL ID:201903013699071746

ガラス板およびガラス板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 伊東 忠重 ,  伊東 忠彦
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2018002938
公開番号(公開出願番号):WO2018-155100
出願日: 2018年01月30日
公開日(公表日): 2018年08月30日
要約:
ガラス板に、レーザ照射により複数の分断用ラインを形成する。該分断用ラインは、製品ラインおよびリリースラインで構成される。製品ラインは、第1の主表面に配置された複数の面内ボイドで構成される第1の面内ボイド列を有し、該第1の面内ボイド列を構成する各面内ボイドは、それぞれに対応する、製品ライン用内部ボイド列を有する。また、リリースラインは、複数のリリースライン用内部ボイド列を有する。各リリースライン用内部ボイド列を第1の主表面まで延伸したとき、延伸線が第1の主表面と交わる点を仮想面内ボイドと称したとき、相互に隣接する仮想面内ボイド同士の間の最大中心間距離P2maxは、第1の主表面における相互に隣接する前記面内ボイド同士の間の最大中心間距離P1maxよりも大きい。
請求項(抜粋):
相互に対向する第1の主表面および第2の主表面を有するガラス板であって、 当該ガラス板は、レーザ照射により形成された複数の分断用ラインを有し、 前記分断用ラインは、1または2以上の製品ラインおよび1または2以上のリリースラインで構成され、前記製品ラインは、前記ガラス板から分離採取されるガラス物品の輪郭線に対応し、前記リリースラインは、前記分断用ラインのうち前記製品ライン以外の部分に対応し、 前記製品ラインは、前記第1の主表面に配置された複数の面内ボイドで構成される、第1の面内ボイド列を有し、該第1の面内ボイド列を構成する各面内ボイドは、それぞれに対応する、前記第1の主表面から前記第2の主表面に向かう製品ライン用内部ボイド列を有し、該製品ライン用内部ボイド列は、複数の製品ライン用内部ボイドで構成され、 前記第1の主表面における相互に隣接する前記面内ボイド同士の間の最大中心間距離P1maxは、1μm〜10μmの範囲であり、 前記リリースラインは、前記第1の主表面と前記第2の主表面を結ぶ複数の直線上に配置された、複数のリリースライン用内部ボイド列を有し、各リリースライン用内部ボイド列は、複数のリリースライン用内部ボイドで構成され、 各リリースライン用内部ボイド列を前記第1の主表面まで延伸したとき、延伸線が前記第1の主表面と交わる位置、および 前記第1の主表面に面内ボイドを有する前記リリースライン用内部ボイド列の場合は、そのような面内ボイド を、ともに仮想面内ボイドと称したとき、 相互に隣接する仮想面内ボイド同士の間の最大中心間距離P2maxは、10μm超である、ガラス板。
IPC (2件):
C03B 33/09 ,  C03C 21/00
FI (2件):
C03B33/09 ,  C03C21/00 101
Fターム (8件):
4G015FA06 ,  4G015FA09 ,  4G015FB01 ,  4G015FC14 ,  4G059AA01 ,  4G059AB09 ,  4G059AC16 ,  4G059HB03

前のページに戻る