特許
J-GLOBAL ID:201903013860020847

耐衝撃剥離性および加工部耐食性に優れた高強度溶融亜鉛めっき鋼板

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 萩原 康司 ,  金本 哲男
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-501502
特許番号:特許第6583528号
出願日: 2016年02月25日
請求項(抜粋):
【請求項1】C:0.05〜0.4質量%、 Si:0.4〜3.0質量%、 Mn:1.0〜4.0質量%、 P:0.0001〜0.1質量%、 S:0.0001〜0.01質量%、 Al:0.005〜0.1質量%、 N:0.0005〜0.01質量%、 O:0.0001〜0.01質量% を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、 引張り強度が590MPa以上である鋼板母材上に、Fe:0.01〜6.9質量%、Al:0.01〜1.0質量%、残部Znおよび不可避的不純物からなる溶融亜鉛めっき層を有する高強度溶融亜鉛めっき鋼板であって、 前記めっき層が、鋼板母材に接する凸状合金層を有し、凸状合金層の個数密度が断面方向から見た鋼板母材とめっき層の界面の単位長さ当たり4個/mm以上であり、該界面における凸状合金層の最大径が100μm以下であって、 前記鋼板母材が、鋼板母材とめっき層との界面に直接接する微細化層と、 前記微細化層に接し、鋼板母材の内方側に存在する脱炭層と、 前記微細化層および脱炭層以外の内部層とを有し、 前記微細化層の平均厚さが0.1〜5μm、微細化層内におけるフェライト相の平均粒径が0.1〜3μmであり、 前記脱炭層の平均厚さが10〜200μm、脱炭層内におけるフェライト相の平均粒径が5〜30μmであり、脱炭層におけるフェライト相の平均体積分率が70%以上であり、残部組織がオーステナイト、ベイナイト、マルテンサイト、またはパーライトからなり、 脱炭層の平均ヴィッカース硬度Hv(surf)と内部層の平均ヴィッカース硬度Hv(bulk)の比Hv(surf)/Hv(bulk)が0.3〜0.8であり、 前記微細化層、脱炭層、および凸状合金層の層内に、SiおよびMnの1種または2種以上の酸化物を含有することを特徴とする、耐衝撃性および加工部耐食性に優れた高強度溶融亜鉛めっき鋼板。
IPC (9件):
C23C 2/06 ( 200 6.01) ,  C23C 2/40 ( 200 6.01) ,  C23C 2/28 ( 200 6.01) ,  C22C 38/00 ( 200 6.01) ,  C22C 38/06 ( 200 6.01) ,  C22C 38/58 ( 200 6.01) ,  C22C 18/04 ( 200 6.01) ,  C22C 18/00 ( 200 6.01) ,  C21D 9/46 ( 200 6.01)
FI (9件):
C23C 2/06 ,  C23C 2/40 ,  C23C 2/28 ,  C22C 38/00 301 T ,  C22C 38/06 ,  C22C 38/58 ,  C22C 18/04 ,  C22C 18/00 ,  C21D 9/46 J
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (3件)

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