特許
J-GLOBAL ID:201903014666612942
より未分化状態への細胞の誘導方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
庄司 隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-206988
公開番号(公開出願番号):特開2019-030329
出願日: 2018年11月02日
公開日(公表日): 2019年02月28日
要約:
【課題】MUC1*活性を増加させる細胞を生物学的又は化学的種と接触させることにより、細胞の多分化能を導く又は維持する方法に関する。【解決手段】出発細胞から、より少ない成熟細胞の生成の方法であって、以下から選ばれる生物学的物質若しくは化学物質と出発細胞との接触を含む方法;(i-1)細胞において、MUC1あるいはNMEタンパク質の量を増加させる物質;(i-2)細胞において、MUC1あるいはNMEタンパク質の量を増加させる物質であってMUC1またはNMEの量を増加させる生物学的種が、MUC1、MUC1*、NME1あるいはNME7をコードする核酸あるいはそれのバリアントである。(ii)細胞において、MUC1あるいはNMEタンパク質の発現を増加させる物質;あるいは、(iii)MUC1あるいはNMEタンパク質の活性を増加させる物質。【選択図】なし
請求項(抜粋):
出発細胞、若しくは哺乳類由来出発細胞、若しくはヒト由来出発細胞、若しくは多分化能性幹細胞、多能な幹細胞および最終分化細胞を含むグループから選ばれる出発細胞、若しくは多分化能性幹細胞であって刺激された状態である出発細胞、若しくは多能な幹細胞であって造血性細胞、骨髄細胞あるいはニューロンの細胞である出発細胞、若しくは最終分化細胞であって、繊維芽細胞、皮膚芽細胞、血球あるいはニューロン細胞である出発細胞をより少ない成熟状態に戻ることを誘導する若しく誘導を生体外で実行することを含む、出発細胞から、より少ない成熟細胞の生成の方法であって、以下から選ばれる生物学的物質若しくは化学物質と出発細胞との接触を含む方法;
(i-1) 細胞において、MUC1あるいはNMEタンパク質の量を増加させる物質;
(i-2) 細胞において、MUC1あるいはNMEタンパク質の量を増加させる物質であってMUC1またはNMEの量を増加させる生物学的種が、MUC1、MUC1*、NME1あるいはNME7をコードする核酸あるいはそれのバリアントである。
(ii) 細胞において、MUC1あるいはNMEタンパク質の発現を増加させる物質;
あるいは、
(iii) MUC1あるいはNMEタンパク質の活性を増加させる物質。
IPC (4件):
C12N 15/12
, C12N 15/13
, C12N 5/10
, C12N 5/074
FI (4件):
C12N15/12
, C12N15/13
, C12N5/10
, C12N5/074
Fターム (6件):
4B065AA90X
, 4B065AB01
, 4B065AC20
, 4B065BA01
, 4B065CA24
, 4B065CA60
引用特許:
審査官引用 (1件)
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細胞において多能性を誘導する方法
公報種別:公表公報
出願番号:特願2011-531235
出願人:ミネルババイオテクノロジーズコーポレーション, バンダッドシンシア
引用文献:
審査官引用 (3件)
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PLOS ONE, 2008, Vol.3, No.10, E3312, pp.1-13
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PLOS ONE, 2008, Vol.3, No.10, E3312, pp.1-13
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PLOS ONE, 2008, Vol.3, No.10, E3312, pp.1-13
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