特許
J-GLOBAL ID:201903014835266633

異材接合用アーク溶接法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人栄光特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-035397
公開番号(公開出願番号):特開2019-150831
出願日: 2018年02月28日
公開日(公表日): 2019年09月12日
要約:
【課題】アルミニウム合金もしくはマグネシウム合金と、鋼の異材を、安価なアーク溶接設備を用いて、強固かつ信頼性の高い品質で接合でき、かつ開断面構造にも閉断面構造にも制限無く適用できる、異材接合用アーク溶接法を提供する。【解決手段】異材溶接継手1は、アルミニウム合金もしくはマグネシウム合金製の上板10と、上板10にアーク溶接された、鋼製の下板20と、鋼製の接合補助部材30と、を備える。接合補助部材30は、大径部32と小径部31とを持った段付きの外形形状を有し、大径部32及び小径部31を貫通する中空部33が形成される。接合補助部材30は、上板10を打ち抜くことにより形成される穴11に圧入され、中空部33は、鉄合金、または、Ni合金の溶接金属40で充填される。【選択図】図1B
請求項(抜粋):
アルミニウム合金もしくはマグネシウム合金製の第1の板と、鋼製の第2の板と、を接合する異材接合用アーク溶接法であって、 大径部と、該大径部よりも最大外径が小さい小径部とを持った段付きの外形形状を有し、且つ、該大径部及び該小径部を貫通する中空部が形成され、該大径部及び該小径部の合計高さが前記第1の板の板厚以上である鋼製の接合補助部材を、前記小径部が前記第1の板に面するように配置し、前記接合補助部材に圧力をかけて前記第1の板を打ち抜く工程と、 前記第1の板と前記第2の板を重ね合わせる工程と、 以下の(a)〜(e)のいずれかの手法によって、前記接合補助部材の中空部を溶接金属で充填すると共に、前記溶接金属を前記第2の板に裏波が出る状態まで溶け込ませて、前記第2の板及び前記接合補助部材を溶接する工程と、 を備える異材接合用アーク溶接法。 (a)鉄合金、または、Ni合金の前記溶接金属が得られる溶接ワイヤを溶極として用いるガスシールドアーク溶接法。 (b)前記溶接ワイヤを溶極として用いるノンガスアーク溶接法。 (c)前記溶接ワイヤを非溶極フィラーとして用いるガスタングステンアーク溶接法。 (d)前記溶接ワイヤを非溶極フィラーとして用いるプラズマアーク溶接法。 (e)鉄合金、または、Ni合金の前記溶接金属が得られる被覆アーク溶接棒を溶極として用いる被覆アーク溶接法。
IPC (3件):
B23K 9/23 ,  B23K 9/02 ,  B21D 28/26
FI (3件):
B23K9/23 H ,  B23K9/02 M ,  B21D28/26
Fターム (28件):
4E001BB01 ,  4E001BB06 ,  4E001BB07 ,  4E001BB08 ,  4E001BB09 ,  4E001BB11 ,  4E001CA00 ,  4E001CB01 ,  4E001CB05 ,  4E001DD02 ,  4E001DD03 ,  4E001DD04 ,  4E001DG01 ,  4E081AA08 ,  4E081AA14 ,  4E081BA02 ,  4E081BA08 ,  4E081BA40 ,  4E081CA01 ,  4E081CA07 ,  4E081CA11 ,  4E081CA14 ,  4E081CA15 ,  4E081DA06 ,  4E081DA13 ,  4E081DA27 ,  4E081EA43 ,  4E081FA12
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭54-100946
  • 特開昭52-114446
審査官引用 (2件)
  • 特開昭54-100946
  • 特開昭52-114446

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