特許
J-GLOBAL ID:201903014894644331
転写因子群の根に於ける異所的発現誘導による地上部様器官の形成
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
阿部 正博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-176427
公開番号(公開出願番号):特開2019-050760
出願日: 2017年09月14日
公開日(公表日): 2019年04月04日
要約:
【課題】転写因子を利用した根に於ける地上部様器官を形成する手段・方法の提供。【解決手段】植物体の根に於ける地上部様器官形成の誘導に必須であると同定された(1)転写因子ARABIDOPSIS THALIANA HOMEOBOX PROTEIN 25(ATHB25、At5g65410)をコードする塩基配列からなるDNA又はそのホモログ等;及び、(2)B3ファミリー転写因子REPRODUCTIVE MERISTEM 7(REM7、At3g18960)をコードする塩基配列からなるDNA又はそのホモログ等;によってコードされる2つの転写因子から成る群から選択される転写因子を、植物体の根における地上部様器官の形成因子、並びに、根において該転写因子を特異的に発現誘導して根に地上部様器官を形成させる工程を含む、植物体の根に地上部様器官を形成させる方法。【選択図】図5
請求項(抜粋):
夫々、以下のDNA(A)及びDNA(B)にコードされる2つの転写因子(TF)から成る群から選択される、植物体の根における地上部様器官の形成因子:
DNA(A):
(1)転写因子ARABIDOPSIS THALIANA HOMEOBOX PROTEIN 25(ATHB25、At5g65410)をコードする配列番号:1で表される塩基配列からなるDNA又はそのホモログ;
(2)上記(1)のDNA又はそのホモログと相補的な塩基配列からなるDNAとストリンジェントな条件下でハイブリダイズするDNAであって、前記転写因子の機能を有するタンパク質をコードするDNA;又は
(3)上記(1)のDNA又はそのホモログと80%以上の配列同一性を示す塩基配列からなるDNAであって、前記転写因子の機能を有するタンパク質をコードするDNA、及び
DNA(B):
(4)B3ファミリー転写因子REPRODUCTIVE MERISTEM 7(REM7、At3g18960)をコードする配列番号:2で表される塩基配列からなるDNA又はそのホモログ;
(5)上記(4)のDNA又はそのホモログと相補的な塩基配列からなるDNAとストリンジェントな条件下でハイブリダイズするDNAであって、前記転写因子の機能を有するタンパク質をコードするDNA;又は
(6)上記(4)のDNA又はそのホモログと80%以上の配列同一性を示す塩基配列からなるDNAであって、前記転写因子の機能を有するタンパク質をコードするDNA。
IPC (3件):
C12N 15/09
, C07K 14/415
, A01H 5/00
FI (3件):
C12N15/00 A
, C07K14/415
, A01H5/00 A
Fターム (13件):
2B030AA02
, 2B030AD07
, 2B030AD08
, 2B030AD20
, 2B030CA17
, 2B030CB02
, 4H045AA10
, 4H045AA20
, 4H045AA30
, 4H045BA10
, 4H045CA30
, 4H045EA05
, 4H045FA74
引用特許:
引用文献:
出願人引用 (3件)
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第55回日本植物生理学会年会要旨集, 2014, p.266, PF071(0488)
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Procedia Chemistry, 2015, vol.14, p.146-151
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第36回日本分子生物学会年会プログラム・要旨集, 2013, 2P-0948
審査官引用 (3件)
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第55回日本植物生理学会年会要旨集, 2014, p.266, PF071(0488)
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Procedia Chemistry, 2015, vol.14, p.146-151
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第36回日本分子生物学会年会プログラム・要旨集, 2013, 2P-0948
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