特許
J-GLOBAL ID:201903014925141627

防水層の接続方法及び防水層の接続具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮園 靖夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-060679
公開番号(公開出願番号):特開2019-173328
出願日: 2018年03月27日
公開日(公表日): 2019年10月10日
要約:
【課題】後行トンネルの掘削時に、先行トンネルの防水層シートが破損することのない防水層の接続方法と防水層の接続に用いられる接続具とを提供する。【解決手段】先行トンネルT1の防水層である後行側防水層3を、中壁コンクリート2の天端側に敷設される止水用鉄板、もしくは、先行側防水シート上の後行トンネルT2側に配置された取付用鉄板から構成するとともに、この止水用鉄板、もしくは、取付用鉄板と、後行トンネルT2の支保工4の内面側に敷設された後行側防水シート5a、もしくは、一端が後行側防水シート5aの先行トンネルT1側の端部に接続される接続用防水シート5bとを、接続具10を用いて接続するようにした。後行側防水シート5aの端部もしくは接続用防水シート5bの他端は、接続具10の上部に設けられた切込み部11に挿入され、止水ボンド14にて接続具10に固定される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
多連トンネルの先行トンネル内に構築されて、先行トンネルと後行トンネルとを分離する隔壁の天端側に敷設された防水層である先行側防水層と、後行トンネルの支保工もしくは吹付けコンクリートの内面側に敷設された防水層である後行側防水層とを接続する方法であって、 前記先行側防水層が、前記隔壁の天端側に敷設された止水用鉄板、もしくは、前記隔壁の天端側に敷設された防水シートである先行側防水シートと前記先行側防水シート上の前記後行トンネル側に配置された取付用鉄板から構成され、 前記後行側防水層が、後行トンネルの支保工もしくは吹付けコンクリートの内面側に敷設された防水シートである後行側防水シートから構成され、 前記後行側防水シート側に開口する切込み部が形成された接続具の下部を、前記止水用鉄板もしくは取付用鉄板の前記後行トンネル側に溶接する工程と、 前記後行側防水シートの前記先行トンネル側の端部を前記切込み部に止水ボンドにて固定する工程と、 を備えることを特徴とする防水層の接続方法。
IPC (1件):
E21D 11/38
FI (1件):
E21D11/38 A
Fターム (3件):
2D155BB04 ,  2D155HA07 ,  2D155LA02

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