特許
J-GLOBAL ID:201903014952784068

スタータ用電磁スイッチ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 曾我 道治 ,  梶並 順 ,  大宅 一宏 ,  上田 俊一 ,  吉田 潤一郎 ,  松岡 隆裕
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2016079648
公開番号(公開出願番号):WO2018-066090
出願日: 2016年10月05日
公開日(公表日): 2018年04月12日
要約:
可動鉄心と、主吸引保持コイルと、上流側起動電気接点に電気的に接続された抵抗と、上流側起動電気接点に電気的に接続された副吸引保持コイルとを備え、始動信号に応じて、主吸引保持コイルの起磁力によって可動鉄心がピニオンを離間位置から接触位置に変位させるとともに、抵抗を流れる電流によってモータに起動回転力を発生させ、ピニオンが離間位置から接触位置に変位した後に、起動電気接点を電気的に非接続状態にしてモータへの電流を遮断するとともに、主吸引保持コイルの起磁力および副吸引保持コイルの起磁力によって可動鉄心がピニオンを接触位置から噛込位置に変位させ、ピニオンが接触位置から噛込位置に変位した後に、主電気接点を電気的に接続状態にしてモータへの通電が再開されモータに主回転力を発生させるとともに、主吸引保持コイルの起磁力および副吸引保持コイルの起磁力によって可動鉄心がピニオンを噛込位置に保持する。
請求項(抜粋):
バッテリからモータに電流が流れる主電気回路を構成し、互いに電気的に接続されるか否かによって前記主電気回路が開閉される一対の主電気接点と、 前記バッテリから前記モータに電流が流れる起動電気回路を構成し、互いに電気的に接続されるか否かによって前記起動電気回路が開閉される一対の起動電気接点と、 スタータのピニオンを、エンジンのリングギヤから離れる離間位置と前記リングギヤと接触する接触位置との間および前記接触位置と前記リングギヤに噛み込んだ噛込位置との間で変位させる可動鉄心と、 前記可動鉄心の周囲に設けられ、起磁力を発生させる主吸引保持コイルと、 前記主吸引保持コイルよりも上流で分岐して設けられ、一対の前記起動電気接点の中の一方に電気的に接続された抵抗と、 一対の前記起動電気接点の中の前記一方に電気的に接続され、前記可動鉄心の周囲に前記主吸引保持コイルと同軸上に設けられ、起磁力を発生させる副吸引保持コイルと を備え、 始動信号に応じて、前記主吸引保持コイルの起磁力によって前記可動鉄心が前記ピニオンを前記離間位置から前記接触位置に変位させるとともに、前記抵抗を流れる電流によって前記モータに起動回転力を発生させ、 前記ピニオンが前記離間位置から前記接触位置に変位した後に、前記起動電気接点を電気的に非接続状態とすることによって前記モータへの電流を遮断するとともに、前記主吸引保持コイルの起磁力および前記副吸引保持コイルの起磁力によって前記可動鉄心が前記ピニオンを前記接触位置から前記噛込位置に変位させ、 前記ピニオンが前記接触位置から前記噛込位置に変位した後に、前記主電気接点を電気的に接続状態とすることによって前記モータへの通電が再開され前記モータの主回転力を発生させるとともに、前記主吸引保持コイルの起磁力および前記副吸引保持コイルの起磁力によって前記可動鉄心が前記ピニオンを前記噛込位置に保持するスタータ用電磁スイッチ装置。
IPC (2件):
F02N 11/08 ,  F02N 15/06
FI (3件):
F02N11/08 B ,  F02N11/08 W ,  F02N15/06 C

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