特許
J-GLOBAL ID:201903015346874350
積層型ガスセンサ素子、及びそれを備えたガスセンサ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
赤尾 謙一郎
, 下田 昭
, 栗原 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-114163
公開番号(公開出願番号):特開2018-205268
出願日: 2017年06月09日
公開日(公表日): 2018年12月27日
要約:
【課題】固体電解質部の内部クラックを抑制できると共に、電極に接続されるリード部の断線を抑制した積層型ガスセンサ素子、及びそれを備えたガスセンサを提供する。【解決手段】アルミナ板状体310を含む複数のセラミック板状体241〜244を積層してなる積層型ガスセンサ素子210であって、固体電解質部320と、固体電解質部の両面に設けられた2つの電極331、332と、2つの電極にそれぞれ電気的に接続される2つのリード部350と、を備え、2つの電極のうち少なくとも一方の電極331の外周縁331pを内包する枠状の外周縁領域に設けられ、多孔質又はアルミナ板状体よりもジルコニア成分が多い緩衝層341であって、一方の電極の内側と外周縁とを跨ぐように、一方の電極と固体電解質部との間の一部の領域に設けられると共に、一方の電極に接続されたリード部と固体電解質部との間の領域Sを除いて設けられる緩衝層を有する。【選択図】図3
請求項(抜粋):
アルミナを主成分とするアルミナ板状体を含む複数のセラミック板状体を積層してなる積層型ガスセンサ素子であって、
ジルコニアを主成分とする固体電解質部と、前記固体電解質部の両面に設けられた2つの電極とで構成される固体電解質セルを含むガス検出部と、
前記2つの電極にそれぞれ電気的に接続されて該電極の外周縁よりも外側に延びる2つのリード部と、を備え、
前記2つの電極のうち少なくとも一方の電極の前記外周縁を内包する枠状の外周縁領域に設けられ、多孔質又は前記アルミナ板状体よりもジルコニア成分が多い緩衝層であって、
前記一方の電極の内側と前記外周縁とを跨ぐように、前記一方の電極と前記固体電解質部との間の一部の領域に設けられると共に、
前記一方の電極に接続された前記リード部と前記固体電解質部との間の領域を除いて設けられる緩衝層を有することを特徴とする積層型ガスセンサ素子。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (6件):
2G004BB04
, 2G004BC02
, 2G004BD04
, 2G004BF19
, 2G004BF27
, 2G004BF30
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