特許
J-GLOBAL ID:201903015471677183

炉内状況判定方法及び蒸発量制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 桂川 直己
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-116863
特許番号:特許第6543390号
出願日: 2018年06月20日
要約:
【課題】燃焼室で現在発生している熱量の正確な指標を取得する方法を提供する。 【解決手段】炉内状況判定方法は、映像取得工程と、3次元映像作成工程と、火炎断面積算出工程と、火炎流速算出工程と、を含む。映像取得工程では、視点が異なる複数の撮像装置96を用いて、一次燃焼ゾーン10から二次燃焼ゾーン14へ到達した火炎の映像をそれぞれ取得する。3次元映像作成工程では、映像取得工程で取得された異なる視点からの複数の映像に画像合成処理を行うことで、二次燃焼ゾーン14の火炎を含む3次元映像を作成する。火炎断面積算出工程では、3次元映像を解析することで、燃焼ガスの流路と交差する所定の仮想平面で切った二次燃焼ゾーン14の火炎断面積の時間変化を算出する。火炎流速算出工程では、3次元映像を解析することで、燃焼ガスの流路に沿う方向の火炎流速の時間変化を算出する。 【選択図】図1
請求項(抜粋):
【請求項1】 一次燃焼用気体を用いて一次燃焼を行うための一次燃焼ゾーン、及び、一次燃焼で発生した未燃焼ガスを含む一次燃焼ガスを二次燃焼用気体を用いて燃焼させる二次燃焼を行うための二次燃焼ゾーンを有する燃焼室を備える廃棄物焼却設備に対して、 視点が異なる複数の撮像装置を用いて、前記一次燃焼ゾーンから前記二次燃焼ゾーンへ到達した火炎の映像をそれぞれ取得する映像取得工程と、 前記映像取得工程で取得された異なる視点からの複数の映像に画像合成処理を行うことで、前記二次燃焼ゾーンの火炎を含む3次元映像を作成する3次元映像作成工程と、 前記3次元映像を解析することで、一次燃焼又は二次燃焼で発生した燃焼ガスの流路と交差する所定の仮想平面で切った前記二次燃焼ゾーンの火炎断面積の時間変化を算出する火炎断面積算出工程と、 前記3次元映像を解析することで、一次燃焼又は二次燃焼で発生した燃焼ガスの流路に沿う方向の火炎流速の時間変化を算出する火炎流速算出工程と、 を含む処理を行うことを特徴とする炉内状況判定方法。
IPC (1件):
F23G 5/50 ( 200 6.01)
FI (2件):
F23G 5/50 L ,  F23G 5/50 H

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