特許
J-GLOBAL ID:201903015803112908

ガスセンサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人あいち国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-022089
公開番号(公開出願番号):特開2019-138764
出願日: 2018年02月09日
公開日(公表日): 2019年08月22日
要約:
【課題】検出ガスにおける酸素ガスの濃度の影響を受けずに、検出ガスにおける特定ガスの濃度を精度よく検出することができるガスセンサを提供する。【解決手段】ガスセンサ1は、固体電解質体21及び一対の電極22,23を有するセンサ素子2、並びにヒータ3を備える。固体電解質体21は、配向性アパタイト型固体電解質によって構成されている。ヒータ3の制御温度は、一対の電極22,23のうちの検出ガスgに晒される検出電極22の温度が300〜550°Cになるよう設定されている。ガスセンサ1は、起電力Eに基づき、検出ガスgにおける酸素濃度の影響を受けず、検出ガスgに含まれる、酸素分子を除く、酸素原子を含む特定ガスの濃度を検出するよう構成されている。【選択図】図1
請求項(抜粋):
酸素イオンの伝導性を有する固体電解質体(21)、及び前記固体電解質体を介する両側の表面(211,212)に一対に設けられた電極(22,23)を有するセンサ素子(2)と、 前記センサ素子を活性温度に加熱するためのヒータ(3)と、を備え、 前記固体電解質体を介して一対の前記電極の間に生じる起電力又は電流を検出するよう構成されたガスセンサ(1)において、 前記固体電解質体は、A9.33+x[T6.00-yMy]O26.0+z(ただし、A:La、Ce、Pr、Nd、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Be、Mg、Ca、Sr及びBaからなる群のうちの少なくとも一種の元素、T:Si及びGeの少なくとも一種の元素、M:B、Ge、Zn、Sn、W及びMoからなる群のうちの少なくとも一種の元素、x:-1.00〜1.00、y:1.00〜3.00、z:-2.00〜2.00とし、Mのモル数に対するAのモル数の比率(A/M)が3.00〜10.0とする。)の化学式を有する配向性アパタイト型固体電解質によって構成されており、 前記ヒータの制御温度は、一対の前記電極のうちの検出ガス(g)に晒される検出電極(22)の中心位置(C)の表面温度が300〜550°Cの範囲内になるよう設定されており、 前記起電力又は前記電流に基づき、前記検出ガスにおける酸素濃度の影響を受けず、前記検出ガスに含まれる、酸素分子を除く、酸素原子を含む特定ガスの濃度を検出するよう構成されている、ガスセンサ。
IPC (2件):
G01N 27/416 ,  G01N 27/409
FI (2件):
G01N27/416 331 ,  G01N27/409 100
Fターム (5件):
2G004BB01 ,  2G004BB04 ,  2G004BJ02 ,  2G004BJ03 ,  2G004BM10
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • ガスセンサ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-326180   出願人:日本特殊陶業株式会社
  • 固体電解質水素センサ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-297185   出願人:フィガロ技研株式会社
審査官引用 (2件)
  • ガスセンサ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-326180   出願人:日本特殊陶業株式会社
  • 固体電解質水素センサ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-297185   出願人:フィガロ技研株式会社
引用文献:
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