特許
J-GLOBAL ID:201903016044336720

溶鋼流中のスラグ検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 棚井 澄雄 ,  寺本 光生 ,  勝俣 智夫 ,  山口 洋
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2018004818
公開番号(公開出願番号):WO2018-151075
出願日: 2018年02月13日
公開日(公表日): 2018年08月23日
要約:
この溶鋼流中のスラグ検出方法は、転炉から取鍋に向かって流出する、溶鋼及びスラグを含む溶鋼流を逐次撮像して複数の撮像画像を取得する撮像工程と;前記各撮像画像についてヒストグラムを作成するヒストグラム作成工程と;前記各ヒストグラムについて、前記画素数が最大値である最大ピーク点を検出する最大ピーク点検出工程と;前記各ヒストグラムの最大ピーク点が、前記スラグまたは前記溶鋼のいずれに対応するかを判定する最大ピーク点種別判定工程と;を有する。
請求項(抜粋):
転炉から取鍋に向かって流出する、溶鋼及びスラグを含む溶鋼流を逐次撮像して複数の撮像画像を取得する撮像工程と; 前記各撮像画像を構成する各画素の濃度に対応する濃度パラメータを横軸とし、前記濃度パラメータを持つ前記画素の合計数である画素数を縦軸とするヒストグラムを前記各撮像画像について作成するヒストグラム作成工程と; 前記各ヒストグラムについて、前記画素数が最大値である最大ピーク点を検出する最大ピーク点検出工程と; 前記各ヒストグラムの最大ピーク点が前記スラグまたは前記溶鋼のいずれに対応するかを判定する最大ピーク点種別判定工程と; を有し、 前記最大ピーク点種別判定工程でn枚目(n≧2)の撮像画像のヒストグラムの最大ピーク点Pnを判定する際: n-1枚目の撮像画像のヒストグラムにおける最大ピーク点Pn-1の濃度パラメータTn-1に対する、前記最大ピーク点Pnの濃度パラメータTnの変化量ΔTが所定値以上である場合、前記最大ピーク点Pnが前記スラグに対応すると判定し; 一方、前記変化量ΔTが前記所定値未満の場合、最大ピーク点が前記溶鋼と判定されたj枚目(j≦n-1)の撮像画像のヒストグラムにおける最大ピーク点Pjの濃度パラメータTjに対する前記濃度パラメータTnの変化量ΔT’が前記所定値以上であれば、前記最大ピーク点Pnが前記スラグに対応すると判定し、前記変化量ΔT’が前記所定値未満であれば、前記最大ピーク点Pnが前記溶鋼に対応すると判定する; ことを特徴とする溶鋼流中のスラグ検出方法。
IPC (1件):
C21C 5/46
FI (2件):
C21C5/46 103Z ,  C21C5/46 A
Fターム (2件):
4K070BE16 ,  4K070CD10

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