特許
J-GLOBAL ID:201903016111046340

電動機用の変速装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 高橋 友雄 ,  新井 孝治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-039266
公開番号(公開出願番号):特開2019-152298
出願日: 2018年03月06日
公開日(公表日): 2019年09月12日
要約:
【課題】電動機の動力を互いに異なる減速比で変速できるとともに、装置全体の小型化を図ることができる電動機用の変速装置を提供する。【解決手段】本発明による電動機用の変速装置1では、中空型の電動機2の内部空間に、入力用の遊星歯車機構PG0、出力用の第1及び第2遊星歯車機構PG1、PG2とクラッチ機構MCLが配置されている。クラッチ機構MCLにより、遊星歯車機構PG0のサンギヤS0が第1遊星歯車機構PG1の第1サンギヤS1に接続されたときには、減速比が第1減速比に設定され、サンギヤS0が第2遊星歯車機構PG2の第2サンギヤS2に接続されたときには、減速比が第1減速比と異なる第2減速比に設定される。クラッチ機構MCLによる第1サンギヤS1又は第2サンギヤS2の接続の切替は、位相同期機構MCCによって行われる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
電動機の動力を変速し、出力軸から出力する電動機用の変速装置であって、 前記電動機は、環状のロータを有する中空型の電動機で構成され、 当該電動機の内部空間に、前記出力軸と同軸状にかつ軸線方向に互いに並んだ状態で配置された、入力用の遊星歯車機構、出力用の第1遊星歯車機構及び第2遊星歯車機構を備え、 前記入力用の遊星歯車機構は、前記電動機の前記ロータと一体のリングギヤと、不動部に連結されたキャリアと、前記リングギヤに噛み合い、前記キャリアに回転自在に支持された複数のピニオンギヤと、当該複数のピニオンギヤに噛み合うとともに、前記出力軸と同軸状に延びる入力軸に一体に連結されたサンギヤと、を有し、 前記第1遊星歯車機構は、前記ロータと一体の第1リングギヤと、前記出力軸に連結された第1キャリアと、前記第1リングギヤに噛み合い、前記第1キャリアに回転自在に支持された複数の第1ピニオンギヤと、当該複数の第1ピニオンギヤに噛み合う第1サンギヤと、を有し、 前記第2遊星歯車機構は、前記ロータと一体の第2リングギヤと、当該第2リングギヤに噛み合い、前記第1キャリアに回転自在に支持された複数の第2ピニオンギヤと、当該複数の第2ピニオンギヤに噛み合う第2サンギヤと、を有し、 前記リングギヤと前記サンギヤとの歯数比、前記第1リングギヤと前記第1サンギヤとの歯数比、及び前記第2リングギヤと前記第2サンギヤとの歯数比は、互いに異なるように設定されており、 前記電動機の内部空間に前記入力軸と同軸状に配置され、前記入力軸と前記第1サンギヤ又は前記第2サンギヤとの間を選択的に接続/遮断するクラッチ機構と、 前記クラッチ機構による接続/遮断を切り替えるための切替機構と、をさらに備えることを特徴とする電動機用の変速装置。
IPC (2件):
F16H 3/66 ,  F16D 48/06
FI (3件):
F16H3/66 Z ,  F16D28/00 A ,  F16D48/06 102
Fターム (23件):
3J057AA02 ,  3J057AA03 ,  3J057BB01 ,  3J057BB03 ,  3J057GA11 ,  3J057GE07 ,  3J057HH01 ,  3J057JJ02 ,  3J528EA25 ,  3J528EA27 ,  3J528EB63 ,  3J528EB74 ,  3J528FB03 ,  3J528FC13 ,  3J528FC27 ,  3J528FC64 ,  3J528GA02 ,  3J528JA05 ,  3J528JD03 ,  3J528JE02 ,  3J528JF01 ,  3J528JG02 ,  3J528JH01
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 動力装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2007-326611   出願人:本田技研工業株式会社
  • 動力出力装置および車両
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2008-099533   出願人:トヨタ自動車株式会社

前のページに戻る