特許
J-GLOBAL ID:201903016312061283
流し排水部の清掃用具、流し及び流しの清掃方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小松 清光
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-206953
特許番号:特許第6476368号
出願日: 2018年11月01日
要約:
【目的】流しの排水部内における汚れを、容易かつ正確に洗浄する。
【構成】流しのシンク10下方に設けた排水部11は、内部に防臭トラップ14を設けた排水ダクト12と、この下部へ着脱自在に接続する排水ホース13とを備え、排水ダクト12内の清掃時に、排水路11cを清掃用具30で閉じて排水ダクト12内へ洗浄液を充満させ、所定時間放置することにより洗浄する。清掃用具30は排水ダクト12の排水口21b内へ挿入されて排水路11cを閉じる栓31と、この栓31を下端部に設けた柄32とを備え、清掃用具30の使用状態で、柄32の上端部が、防臭トラップ14より上方へ突出するようになっている。
【選択図】図10
請求項(抜粋):
【請求項1】流しのシンク(10)下方に設けた排水部(11)の清掃用具(30・30A・30B)において、
前記排水部(11)は、内部に防臭トラップ(14)を設けた排水ダクト(12)と、この下部へ着脱自在に接続する排水ホース(13)とを備え、
前記防臭トラップ(14)は、前記排水ダクト(12)内に設けられた排水パイプ(21)と、この排水パイプ(21)の上方に被せられる防臭キャップ(15)とを備え、
前記排水パイプ(21)に設けられた上下に貫通する軸穴(21b)と前記排水ホース(13)のホース穴(13g)で前記排水部(11)の排水路(11c)が形成され、
前記清掃用具(30・30A・30B)は、前記排水ダクト(12)内の清掃時にその内部へ洗浄液を充満させるために使用するものであって、
前記軸穴(21b)内へ挿入され、前記排水路(11c)を閉じる栓(31)と、この栓(31)を下端部に設けた柄(32・32A)とを備え、
前記栓(31)で前記排水路(11c)を閉じた前記清掃用具(30・30A・30B)の使用状態で、
前記柄(32・32A)は一部が前記軸穴(21b)内へ入り、上部は前記排水パイプの上端(21a)から上方へ突出して、
前記防臭トラップ(14)の周囲に存在する封止液(26a)より上方へ突出し、
洗浄液が、前記軸穴(21b)を含む前記排水ダクト(12)内全体へ充満可能になるとともに、
前記ホース穴(13g)が、前記軸穴(21b)より小径で、かつ栓(31)の最大外径が前記ホース穴(13g)の穴径よりも大きく、
前記栓(31)は前記ホース穴(13g)の上部へ嵌合して密栓することにより前記排水路(11c)を閉じることを特徴とする流し排水部の清掃用具。
IPC (1件):
FI (1件):
引用特許:
前のページに戻る