特許
J-GLOBAL ID:201903016344610254

アーク溶接方法、大型構造物の製造方法および溶接装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人深見特許事務所
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-089893
特許番号:特許第6568622号
出願日: 2018年05月08日
要約:
【課題】低い開先精度と組立精度であっても1パスで安定した溶け込み深さが得られるアーク溶接方法を提供する。 【解決手段】溶接装置1は、溶接金属形成隙間にシールドガスを供給するガス供給装置12と、溶接金属形成隙間に溶融電極22の先端が位置するように溶融電極22を支持する溶接トーチ16と、溶接トーチ16を揺動させる揺動機構17と、溶接トーチ16に電圧を与える溶接電源装置18と、制御装置30とを備える。制御装置30は、溶融電極22と第1母材51および第2母材52間にパルス電圧を繰り返し印加するとともに、溶融電極22の先端を溶接金属形成隙間に沿う溶接進行方向に交差する方向に往復動させながら溶接進行方向に移動させてアーク溶接を行なうように揺動機構17と溶接電源装置18とを制御する。 【選択図】図1
請求項(抜粋):
【請求項1】 溶融電極を使用して第1母材と第2母材とを溶接するアーク溶接方法であって、 前記第1母材と前記第2母材との間に溶接金属形成隙間を形成するように前記第1母材と前記第2母材とを配置する工程と、 前記溶接金属形成隙間にシールドガスを供給する工程と、 前記溶融電極と前記第1母材および前記第2母材との間にパルス電圧を繰り返し印加するとともに、前記溶融電極の先端を、前記溶接金属形成隙間に沿う溶接進行方向に交差する方向に往復動させながら前記溶接進行方向に移動させてアーク溶接を行なう工程とを備え、 前記アーク溶接を行なう工程においては、前記溶融電極の先端が前記往復動の中央部に位置するときにオープンアークが生じ、前記溶融電極の先端が前記往復動の両端部に位置するときに埋もれアークが生じるようにアーク長が制御される、アーク溶接方法。
IPC (3件):
B23K 9/173 ( 200 6.01) ,  B23K 9/30 ( 200 6.01) ,  B23K 9/29 ( 200 6.01)
FI (4件):
B23K 9/173 C ,  B23K 9/173 D ,  B23K 9/30 ,  B23K 9/29 L

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