特許
J-GLOBAL ID:201903016624271773

H形鋼の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 萩原 康司 ,  金本 哲男 ,  扇田 尚紀 ,  齊藤 隆史 ,  三根 卓也
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2018040716
公開番号(公開出願番号):WO2019-088225
出願日: 2018年11月01日
公開日(公表日): 2019年05月09日
要約:
粗圧延工程を行う複数の孔型は、被圧延材の幅方向端部に対し鉛直に溝付けを行う溝付け孔型と、溝付けされた被圧延材の幅方向端部に対し鉛直に割り込みを入れて被圧延材端部に分割部位を形成させる突起部が形成された1又は複数の割り込み孔型と、割り込みに当接し、形成された分割部位を順次折り曲げる突起部が形成された複数の折り曲げ孔型と、を含み、1又は複数の割り込み孔型のうち少なくとも最後段の割り込み孔型には、被圧延材の左右側面に当接し、当該被圧延材を左右から拘束する孔型側面が設けられ、当該孔型側面が設けられた割り込み孔型では、孔型拘束率Bが0.7以上1.0未満となる条件で圧延造形を行う。
請求項(抜粋):
粗圧延工程、中間圧延工程、仕上圧延工程を備えたH形鋼の製造方法であって、 前記粗圧延工程を行う圧延機には、被圧延材を圧延造形する複数の孔型が刻設され、 当該複数の孔型は、 被圧延材の幅方向端部に対し鉛直に溝付けを行う溝付け孔型と、 溝付けされた被圧延材の幅方向端部に対し鉛直に割り込みを入れて被圧延材端部に分割部位を形成させる突起部が形成された1又は複数の割り込み孔型と、 前記割り込みに当接し、前記割り込み孔型において形成された分割部位を順次折り曲げる突起部が形成された複数の折り曲げ孔型と、を含み、 前記1又は複数の割り込み孔型のうち少なくとも最後段の割り込み孔型には、被圧延材の左右側面に当接し、当該被圧延材を左右から拘束する孔型側面が設けられ、 当該孔型側面が設けられた割り込み孔型では、以下の式(1)で示す孔型拘束率Bが0.7以上1.0未満となる条件で圧延造形を行うことを特徴とする、H形鋼の製造方法。 B=t/t0 ・・・(1) 但し、t:孔型拘束をして割り込み圧延造形及び折り曲げ圧延造形を実施した場合のフランジ先端厚、t0:溝付け孔型にて形成されるフランジ先端厚に相当するスラブ端面の厚み、である。
IPC (1件):
B21B 1/08
FI (1件):
B21B1/08 A
Fターム (6件):
4E002AC02 ,  4E002AC03 ,  4E002BA02 ,  4E002BB03 ,  4E002BC01 ,  4E002CA17

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