特許
J-GLOBAL ID:201903016801784182

変速機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人酒井国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-059033
公開番号(公開出願番号):特開2019-173766
出願日: 2018年03月26日
公開日(公表日): 2019年10月10日
要約:
【課題】ギヤ段が切り替えられる場合に、ギヤ段が設けられた二つのシャフト間で動力の伝達がされない状態の発生を抑制可能な変速機を得る。【解決手段】変速機は、第1シャフト、第1ギヤ段、第2ギヤ段、シンクロ機構、およびクラッチ機構を備える。クラッチ機構が第1シャフトと第1ギヤ段の第1ギヤとの間で回転を伝達しかつ第1シャフトと第2ギヤ段の第3ギヤとの間で回転を伝達しない状態で、シンクロ機構の第1スリーブがシンクロナイザリングの第2コーン面を第2ギヤ段の第3ギヤに設けられた第1コーン面に押し付ける押付位置と、第2コーン面を第1コーン面に押し付けない非押付位置との間で第1シャフトの軸方向に沿って移動可能に設けられ、第1スリーブが非押付位置から押付位置へ移動する間、クラッチ機構による第1シャフトと第1ギヤとの間の回転の伝達が可能である。【選択図】図1
請求項(抜粋):
回転可能な第1シャフトと、 前記第1シャフトと平行に設けられ回転可能な第2シャフトと、 前記第1シャフトに対して回転可能に前記第1シャフトに設けられた第1ギヤと、前記第2シャフトに設けられ前記第1ギヤと噛み合い前記第2シャフトと一体に回転する第2ギヤと、を有した第1ギヤ段と、 前記第1シャフトに対して回転可能に前記第1シャフトに設けられた第3ギヤと、前記第2シャフトに設けられ前記第3ギヤと噛み合い前記第2シャフトと一体に回転する第4ギヤと、を有し、ギヤ比が前記第1ギヤ段よりも小さい第2ギヤ段と、 前記第1シャフトと前記第3ギヤとの間に介在し前記第1シャフトの回転数と前記第3ギヤの回転数とを近づける摩擦力を発生する動力伝達状態と、前記摩擦力を発生しない動力遮断状態と、に切り替わるシンクロ機構と、 前記第1シャフトと前記第1ギヤとの間の回転の伝達状態および前記第1シャフトと前記第3ギヤとの間の回転の伝達状態を切り替えるクラッチ機構と、 を備え、 前記シンクロ機構は、 前記第3ギヤに設けられ前記第3ギヤと一体に回転する第1コーン面と、 前記第1コーン面に押し付けられることにより前記第1コーン面との間で前記摩擦力を発生する第2コーン面を有したシンクロナイザリングと、 前記第2コーン面を前記第1コーン面に押し付ける押付位置と、前記第2コーン面を前記第1コーン面に押し付けない非押付位置との間で前記第1シャフトの軸方向に沿って移動可能に設けられるとともに、前記第1シャフトと一体に回転する第1スリーブと、 を有し、 前記クラッチ機構が前記第1シャフトと前記第1ギヤとの間で回転を伝達しかつ前記第1シャフトと前記第3ギヤとの間で回転を伝達しない状態で、前記第1スリーブが前記非押付位置から前記押付位置へ移動可能であり、 前記第1スリーブが前記非押付位置から前記押付位置へ移動する間、前記クラッチ機構による前記第1シャフトと前記第1ギヤとの間の回転の伝達が可能である、変速機。
IPC (1件):
F16H 3/089
FI (1件):
F16H3/089
Fターム (12件):
3J528EA09 ,  3J528EB37 ,  3J528EB63 ,  3J528EB74 ,  3J528EB93 ,  3J528FB06 ,  3J528FC32 ,  3J528FC42 ,  3J528FC63 ,  3J528GA01 ,  3J528HA23 ,  3J528JH03

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