特許
J-GLOBAL ID:201903016926948217
複合材料の解析方法及び複合材料の解析用コンピュータプログラム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人酒井国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-094062
公開番号(公開出願番号):特開2019-200545
出願日: 2018年05月15日
公開日(公表日): 2019年11月21日
要約:
【課題】フィラー間に存在するポリマーの結晶構造を評価可能な複合材料の解析方法などを提供すること。【解決手段】複合材料の解析用モデルを作成する第1ステップST21と、ポリマーモデルを架橋解析により架橋させる第2ステップST22と、架橋解析後の解析用モデルに相互作用を設定して数値解析を実施する第3ステップST23と、数値解析後の解析用モデルのフィラーモデルの周囲に解析対象領域を設定する第4ステップST24と、第1粒子と、第2粒子との間のポリマー経路を抽出する第5ステップST25と、ポリマー経路において、隣接する2つのポリマー粒子との距離に基づいて、単位結合当たりに発生している力を算出する第6ステップST26と、単位結合当たりに発生している力に基づいて、ポリマー経路に発生している力を算出する第7ステップST27と、を含む。【選択図】図12
請求項(抜粋):
コンピュータを用いて分子動力学法により作成した複合材料の解析用モデルを用いた複合材料の解析方法であって、
複数のポリマー粒子によってポリマーをモデル化した複数のポリマーモデル及びフィラーをモデル化した複数のフィラーモデルを含む複合材料の解析用モデルを作成する第1ステップと、
前記ポリマーモデルを架橋解析により架橋させる第2ステップと、
架橋解析後の前記解析用モデルに相互作用を設定して数値解析を実施する第3ステップと、
数値解析後の前記解析用モデルの前記フィラーモデルの周囲に解析対象領域を設定する第4ステップと、
第1フィラーモデルの周囲に設定された第1解析対象領域内に一部が存在する特定のポリマーモデルの粒子群に属する第1粒子と、前記第1フィラーモデルとは異なる第2フィラーモデルの周囲に設定された第2解析対象領域内に一部が存在する前記特定のポリマーモデルの粒子群に属する第2粒子との間のポリマー経路を抽出する第5ステップと、
前記ポリマー経路において、隣接する2つのポリマー粒子との距離に基づいて、単位結合当たりに発生している力を算出する第6ステップと、
前記単位結合当たりに発生している力に基づいて、前記ポリマー経路に発生している力を算出する第7ステップと、を含むことを特徴とする、複合材料の解析方法。
IPC (3件):
G16Z 99/00
, G06F 17/50
, G01N 33/44
FI (4件):
G06F19/00 110
, G06F17/50 638
, G06F17/50 612A
, G01N33/44
Fターム (2件):
引用特許:
前のページに戻る