特許

J-GLOBAL ID：201903017434011321

ヒト多能性幹細胞を除去する化合物

発明者： 上杉 志成 ,  茅 迪 ,  川瀬 栄八郎
出願人/特許権者： 国立大学法人京都大学
代理人 (1件)： 中谷 智子
公報種別：再公表公報
出願番号（国際出願番号）：JP2017031165
公開番号（公開出願番号）：WO2018-043567
出願日： 2017年08月30日
公開日（公表日）： 2018年03月08日
要約：

本発明は,ヒト多能性幹細胞において抑制されるABCB1とABCG2の両方に対する共通の基質となる細胞障害性抗がん剤を見出すこと,及び当該薬剤を用いた未分化細胞の効率的な除去方法を提供することを目的とする。具体的には,本発明は以下の式(I)で表される化合物,その合成中間体,当該化合物を用いた幹細胞を分化誘導した細胞集団中の未分化細胞の除去方法,及び当該化合物を有効成分として含有する,ABCB1及びABCG2トランスポーターを発現している細胞に選択的に障害を与える薬剤に関する。

請求項（抜粋）：

下記式(I)で表される化合物

IPC (3件)：

C07D 311/80 ,  C07D 491/22 ,  C12N 5/071

FI (3件)：

C07D311/80 ,  C07D491/22 ,  C12N5/071

Fターム (15件)：

4B065AA93X ,  4B065BD03 ,  4B065BD13 ,  4B065BD14 ,  4B065BD34 ,  4C050AA01 ,  4C050AA07 ,  4C050BB04 ,  4C050CC07 ,  4C050DD02 ,  4C050EE02 ,  4C050FF02 ,  4C050GG03 ,  4C050HH02 ,  4C062HH21