特許
J-GLOBAL ID:201903018457876881
溝加工方法、溝加工装置及び鋼板
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人ドライト国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-058579
公開番号(公開出願番号):特開2019-166566
出願日: 2018年03月26日
公開日(公表日): 2019年10月03日
要約:
【課題】所望形状の溝を加工することができるとともに、コスト低減を図ることができる、溝加工方法、溝加工装置及び鋼板を提供する。【解決手段】溝加工装置1では、低出力のレーザ出力としつつ、溶融部10aの湯流れを制御して鋼板表面5aに所望形状の溝8を加工でき、溶融物を吹き飛ばすアシストガスや高出力のレーザ光源を用いずに所望形状の溝8を加工できる。また、溶融物を吹き飛ばすアシストガスや高出力のレーザ光源が不要となる分、コスト低減を図ることができる。【選択図】図4
請求項(抜粋):
レーザ光により鋼板表面に溝を加工する溝加工方法において、
レーザ光源から照射される前記レーザ光を、前記鋼板表面の法線と前記レーザ光とを含む平面内で、前記法線から所定角度傾けて前記鋼板表面に照射する照射工程と、
前記レーザ光源に対して前記鋼板を1.5m/s以上100m/s以下で相対的に移動させる移動工程と、
前記レーザ光源のレーザ出力を100W以上1000W以下とするレーザ出力制御工程と、
を備え、
前記レーザ光により前記鋼板を溶融して加工し、前記溝の深さを10.5μm以上50μm以下とし、
溝延在方向と直交する溝幅方向断面で前記溝を見た場合に、溝開口端幅の中心を溝開口中心線と定義し、前記鋼板の内部で前記溝の周辺に形成された溶融凝固部を、前記溝開口中心線を境に第1溶融凝固部と第2溶融凝固部とに分けたとき、
前記溝延在方向に沿って、前記溝開口中心線を境に、前記レーザ光の入射側にある前記第1溶融凝固部と、前記レーザ光の非入射側にある前記第2溶融凝固部とが非対称形状であり、前記第1溶融凝固部が前記第2溶融凝固部よりも大きく形成する、溝加工方法。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (7件):
4E168AD01
, 4E168CB07
, 4E168CB18
, 4E168DA40
, 4E168FB01
, 4E168JA02
, 4E168KA04
引用特許:
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