特許
J-GLOBAL ID:201903018890060268

画像形成装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大久保 隆
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-150704
公開番号(公開出願番号):特開2018-018040
特許番号:特許第6544530号
出願日: 2016年07月29日
公開日(公表日): 2018年02月01日
請求項(抜粋):
【請求項1】 回転偏向器の一方側と他方側とでそれぞれ二つずつ合計四つの光ビームを走査させる対向走査型の光走査装置と、光走査装置により走査される四つの光ビームがそれぞれ照射される像担持体と、光ビームの照射によって各像担持体の表面に形成された静電潜像を各色成分のトナーによりトナー画像として現像する現像部と、各像担持体に形成された各色成分のトナー画像を被転写部材の表面に重ねて転写する転写部と、被転写部材に転写された各色成分のトナー画像の色ずれを補正する色ずれ補正手段とを備えた画像形成装置であって、 上記色ずれ補正手段は、 四つの色成分のうち、上記回転偏向器を挟んで互いに対向側を走査する所定の二つの光ビームに対応する二つの色成分を用いて、被転写部材の表面に副走査方向に対して傾斜する一つの直線からなる二つのパッチ画像を形成するパッチ画像形成部と、 該パッチ画像形成部によって形成されたパッチ画像を検出して検出信号を出力する画像検出部と、 上記画像検出部により検出された検出信号を基に、上記二つのパッチ画像を構成する直線の離間距離を算出し、該算出した離間距離を基に、上記二つの色成分のうち予め定めた一方の基準色に対する他方の色成分の色ずれ量を算出する色ずれ算出部と、 上記色ずれ算出部により算出した色ずれ量を基に、上記二つの色成分を除く残り二つの色成分の上記基準色に対応する主走査方向の色ずれ量を推定する色ずれ推定部と、 上記色ずれ算出部により算出した色ずれ量と上記色ずれ推定部により推定した色ずれ量とを基に、上記各光ビームによる各像担持体への画像データの書込み開始タイミングを補正することで色ずれを補正する簡易色ずれ補正処理を実行する色ずれ補正部と、を備え、 上記色ずれ推定部は、上記残り二つの色成分のうち、上記基準色に対応する光ビームと同じ側を走査する光ビームに対応する色成分についての上記基準色に対する主走査方向の色ずれ量を0と推定し、該基準色に対応する光ビームの対向側を走査する光ビームに対応する色成分についての上記基準色に対する主走査方向の色ずれ量を、上記色ずれ算出部が算出した色ずれ量に等しいものと推定するように構成され、 上記色ずれ補正手段は、 上記四つの色成分の全てを使用して被転写部材の表面に副走査方向に対して傾斜する四つのパッチ画像を形成し、形成した四つのパッチ画像の主走査方向の色ずれ量を算出して、該算出した主走査方向の色ずれ量を基に、上記各光ビームによる各像担持体への画像データの書込み開始タイミングを補正することで主走査方向の色ずれを補正する高精度色ずれ補正処理を実行可能になっており、 上記色ずれ算出部により算出された主走査方向の色ずれ量が予め設定した閾値以上である場合には上記高精度色ずれ補正処理を実行する一方、該色ずれ量が上記閾値未満である場合には、上記色ずれ補正部によって上記簡易色ずれ補正処理を実行するように構成されている、画像形成装置。
IPC (5件):
G03G 15/01 ( 200 6.01) ,  G03G 15/00 ( 200 6.01) ,  G03G 21/14 ( 200 6.01) ,  G03G 21/00 ( 200 6.01) ,  B41J 2/47 ( 200 6.01)
FI (5件):
G03G 15/01 Y ,  G03G 15/00 303 ,  G03G 21/14 ,  G03G 21/00 384 ,  B41J 2/47 101 M
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • カラー画像形成装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-347882   出願人:松下電器産業株式会社
  • カラー画像形成装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-006665   出願人:キヤノン株式会社
審査官引用 (2件)
  • カラー画像形成装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-347882   出願人:松下電器産業株式会社
  • カラー画像形成装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-006665   出願人:キヤノン株式会社

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