特許
J-GLOBAL ID:201903019711408679
合理的に開発されたアフリカ豚コレラ弱毒化ウイルス株による、ジョージア2007単離株親ウイルスの攻撃に対する防護
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (4件):
三好 秀和
, 伊藤 正和
, 原 裕子
, 大渕 一志
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-568233
公開番号(公開出願番号):特表2019-520827
出願日: 2017年06月26日
公開日(公表日): 2019年07月25日
要約:
アフリカ豚コレラウイルス(ASFV)は接触伝染性でしばしば致死的な、家畜豚のウイルス疾患の病因体である。アフリカ豚コレラ(ASF)のコントロールは、ワクチンが利用可能でないことによって妨げられてきた。自然発生のASFV、細胞培養適応化ASFV、または遺伝子改変された生きた弱毒化ASFVから実験的ワクチンが作られてきた。しかしながらこれらのワクチンは同類ウイルスに対して防護する場合にのみ成功していた。本開示では、高度に毒性なASFVジョージア2007(ASFV-G)単離株から特定の毒性関連9GL (B119L)遺伝子およびUK (DP96R)遺伝子を欠損させることにより得られた組換えΔ9GL/ΔUKウイルスが構築された。インビボでブタに筋肉内投与されたASFV-GΔ9GL/ΔUKは、比較的高い用量(106 HAD50)においてさえも疾患を引き起こさなかった。重要なことに、104または106 HAD50で感染された動物は、感染28日後に毒性親株ジョージア2007で攻撃される場合に臨床的疾患の呈出に対して堅固に防護される、
請求項(抜粋):
組換えASFV-G(アフリカ豚コレラウイルス・ジョージア2007単離株)変異体である変異体ASFV-GΔ9GL/ΔUKウイルスであって、変異体ASFV-GΔ9GL/ΔUKポリペプチドをコードするcDNAを含み、前記変異体のcDNAは、ASFV-Gの非変異の野生型9GLタンパク質よりも58個少ないアミノ酸を含み第11〜第68アミノ酸が欠損した変異体9GLタンパク質をもたらす、173ヌクレオチドの欠損と、ASFV-Gの非変異の野生型UKタンパク質よりも85個少ないアミノ酸を含み第1〜第85アミノ酸が欠損した変異体UKタンパク質をもたらす、255ヌクレオチドの第2の欠損という、2つの欠損を含む、変異体ASFV-GΔ9GL/ΔUKウイルス。
IPC (5件):
C12N 15/40
, A61K 39/187
, A61P 31/12
, C12N 7/01
, G01N 33/53
FI (5件):
C12N15/40
, A61K39/187
, A61P31/12 171
, C12N7/01
, G01N33/53 D
Fターム (28件):
4B063QA01
, 4B063QA13
, 4B063QA18
, 4B063QQ02
, 4B063QQ10
, 4B063QQ13
, 4B063QQ42
, 4B063QQ52
, 4B063QR08
, 4B063QR32
, 4B063QR35
, 4B063QR55
, 4B063QR62
, 4B063QS25
, 4B065AA95X
, 4B065AA95Y
, 4B065AB01
, 4B065AC14
, 4B065BA02
, 4B065BA14
, 4B065CA45
, 4C085AA03
, 4C085BA51
, 4C085CC04
, 4C085CC08
, 4C085CC12
, 4C085DD62
, 4C085EE01
引用文献:
審査官引用 (3件)
-
Journal of Virology, 1998, Vol.72,No.2, p.1028-1035
-
Virus Research, 201605, Vol.221, p.8-14
-
Journal of Virology, 2015, Vol.89,No.16, p.8556-8566
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