特許
J-GLOBAL ID:201903019759983489

2成分型室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物の混合状態の評価方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人英明国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-029925
公開番号(公開出願番号):特開2019-143074
出願日: 2018年02月22日
公開日(公表日): 2019年08月29日
要約:
【課題】 2成分型室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物において、主剤と硬化剤の色彩が近く色差が小さく、混合後の色調が白色や白色に近い淡色である場合にも混合状態を容易に確認できる評価方法を提供する。【解決手段】 2成分型室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物における主剤と硬化剤とを混合して組成物を調製したとき、ASTM C1401-14のAPPENDIXESのX5に記載のBUTTERFLY TESTに準ずる方法で、シート1上に上記混合した組成物をビード状に塗り、この組成物のビード部分3が谷折りになるようにシート1を2つに折り、該シート1の上からビード部分3の厚さを均した後、シート1を折り戻して組成物3a,3bを露出させる操作を行い、この露出した組成物に紫外線を照射した状態で該組成物3a,3bの外観を目視で観察して組成物の混合状態を判定する工程を有する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
(A)分子鎖両末端がヒドロキシシリル基で封鎖された25°Cにおける粘度が20〜1,000,000mPa・sであるジオルガノポリシロキサン 100質量部、 (B)炭酸カルシウム 10〜300質量部、 (C)少なくとも一分子内に1つのアルコキシシリル基を有する有機ケイ素化合物 0.5〜20質量部、 (D)硬化触媒 0.001〜10質量部、 (E)蛍光増白剤 0.005〜10質量部 を含んでなる室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物において、少なくとも(A)成分及び(B)成分を含むと共に(E)成分を含まない主剤と、少なくとも(C)成分、(D)成分及び(E)成分を含む硬化剤とに分けて包装され、L*a*b*表色系における主剤と硬化剤の色差(△E)が20以下であり、主剤のL*値、硬化剤のL*値、及び主剤と硬化剤を100:1〜100:100の質量比で混合した後の組成物を硬化してなる硬化物のL*値がいずれも80以上である2成分型室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物において、上記主剤と硬化剤とを混合して組成物を調製したとき、ASTM C1401-14のAPPENDIXESのX5に記載のBUTTERFLY TESTに準ずる方法で、シート上に上記混合した組成物をビード状に塗り、この組成物のビード部分が谷折りになるようにシートを2つに折り、該シートの上からビード部分の厚さを均した後、シートを折り戻して組成物を露出させる操作を行い、この露出した組成物に紫外線を照射した状態で該組成物の外観を目視で観察して組成物の混合状態を判定する工程を有することを特徴とする2成分型室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物の混合状態を評価する方法。
IPC (4件):
C08L 83/06 ,  C08K 3/26 ,  C08K 5/541 ,  C08K 5/00
FI (4件):
C08L83/06 ,  C08K3/26 ,  C08K5/5415 ,  C08K5/00
Fターム (22件):
4J002CP061 ,  4J002DE236 ,  4J002EA049 ,  4J002EL099 ,  4J002EN028 ,  4J002ER028 ,  4J002EU119 ,  4J002EU229 ,  4J002EX037 ,  4J002EZ008 ,  4J002EZ048 ,  4J002EZ058 ,  4J002FD010 ,  4J002FD016 ,  4J002FD130 ,  4J002FD147 ,  4J002FD158 ,  4J002FD200 ,  4J002FD209 ,  4J002FD330 ,  4J002GH00 ,  4J002GJ00
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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