特許
J-GLOBAL ID:201903020014783842

建物用受動型制振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 久門 享 ,  久門 保子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-082748
公開番号(公開出願番号):特開2019-190539
出願日: 2018年04月24日
公開日(公表日): 2019年10月31日
要約:
【課題】既存の建物にも適用可能なコンパクトな制振装置であって、小規模の地震から大地震まで振動レベルに応じて最大限に制震機能を発揮することができる建物用受動型制振装置を提供する。【解決手段】制振装置1の外殻をなし制振の対象となる建物に固定される外殻構造体2と、外殻構造体2内にクリアランスCをおいて収納され、水平バネ手段4を介して水平面内の全方向に振動可能な水平断面における外郭縁が円形または楕円形の付加マス3と、付加マス3の水平振動に対して減衰力を与える減衰手段5とを備える。建物の固有振動数に応じて、TMDとして機能するように水平バネ手段4のバネ定数および減衰手段5の減衰定数を設定する。付加マス3の水平方向の振幅がクリアランスC以上に達すると、付加マス3が外殻構造体2の外壁部2a内面に衝突し、衝突によって生ずる衝撃エネルギーによって建物の振動を減衰させる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
装置の外殻をなし制振の対象となる建物に固定される外殻構造体と、 前記外殻構造体内にクリアランスをおいて収納され、水平バネ手段を介して水平面内の全方向に振動可能な水平断面における外郭縁が円形または楕円形の付加マスと、 前記付加マスの水平振動に対して減衰力を与える減衰手段と、 を備え、前記建物の固有振動数に応じて、受動型動吸振器として機能するように前記水平バネ手段のバネ定数および前記減衰手段の減衰定数を設定してあり、 前記付加マスの水平方向の振幅が前記クリアランス以上に達すると、前記外殻構造体の外壁部内面に衝突し、前記付加マスと前記外壁部内面の衝突によって生ずる衝撃エネルギーによって建物の振動を減衰させるように構成したことを特徴とする建物用受動型制振装置。
IPC (2件):
F16F 15/02 ,  E04H 9/02
FI (2件):
F16F15/02 C ,  E04H9/02 341D
Fターム (30件):
2E139AA01 ,  2E139AC19 ,  2E139AD04 ,  2E139BA04 ,  2E139BA23 ,  2E139BA24 ,  2E139BA26 ,  2E139BB02 ,  2E139BB16 ,  2E139BB23 ,  2E139BB24 ,  2E139BB26 ,  2E139BB32 ,  2E139BB42 ,  2E139BB53 ,  2E139BC06 ,  2E139BC12 ,  2E139BD32 ,  2E139BD33 ,  3J048AA07 ,  3J048AD07 ,  3J048AD08 ,  3J048BA24 ,  3J048BF02 ,  3J048BF04 ,  3J048BF09 ,  3J048CB05 ,  3J048CB21 ,  3J048CB22 ,  3J048EA38
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 多機能型住宅用制振装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-181905   出願人:東海ゴム工業株式会社
  • 基礎制振装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-344403   出願人:石川島播磨重工業株式会社
  • 制振装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-008970   出願人:本田技研工業株式会社, 東海ゴム工業株式会社
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審査官引用 (4件)
  • 多機能型住宅用制振装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-181905   出願人:東海ゴム工業株式会社
  • 基礎制振装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-344403   出願人:石川島播磨重工業株式会社
  • 制振装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-008970   出願人:本田技研工業株式会社, 東海ゴム工業株式会社
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