特許
J-GLOBAL ID:201903020511527418

流量計及び流量計測方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 松浦 弘 ,  軸見 可奈子
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2016077221
公開番号(公開出願番号):WO2018-051448
出願日: 2016年09月15日
公開日(公表日): 2018年03月22日
要約:
【課題】計測精度の向上が図られる流量計の提供を目的とする。【解決手段】本発明の流量計10は、計測管21の周りに配置された複数の電極23から一の電極23を順番に選択し、一の電極23から計測管21内の流体に電圧を印加して、残りの電極のそれぞれと一の電極23との間に流れる電流を検出し、検出された電流を列要素とする行列Iを生成する。そして、流量計10は、計測管21内を混相流が移動する場合に生成される第1の行列Imと計測管21内を混相流の連続相のみが移動する場合に生成される第2の行列Ihの差行列の各要素を第2の行列Ihの各要素で除してなる正規化行列Idを生成し、その正規化行列Idに基づいて、混相流における分散相の割合を演算し、連続相の流量を演算する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
流体が流れる計測管と、 前記計測管の周りに配置された3個以上の複数の電極と、 前記複数の電極から一の電極を順番に選択する電極選択手段と、 前記一の電極から前記計測管内の流体に電圧を印加して、複数の電極から前記一の電極を除いた残りの電極のそれぞれと前記一の電極との間に流れる電流を検出するか、又は、前記一の電極から前記計測管内の流体に電流を印加して、前記複数の電極から前記一の電極を除いた残りの電極のそれぞれと前記一の電極との間にかかる電圧を検出する検出手段と、 前記電極選択手段により選択される前記一の電極のそれぞれについて前記検出手段の検出結果を収集し、前記検出結果を行要素又は列要素とする行列を生成する行列生成手段と、 前記計測管内を連続相及び分散相からなる混相流が移動する場合に前記行列生成手段が生成する第1の行列と前記計測管内を前記連続相のみが移動する場合に前記行列生成手段が生成する第2の行列の差行列の各要素を前記第2の行列の各要素で除してなる正規化行列を生成し、その正規化行列に基づいて、前記混相流における分散相の割合を演算する割合演算手段と、 前記割合演算手段が演算した前記分散相の割合に基づいて、前記混相流における前記連続相の流量を演算する流量演算手段と、を有する流量計。
IPC (2件):
G01F 1/60 ,  G01F 1/74
FI (2件):
G01F1/60 ,  G01F1/74
Fターム (6件):
2F035BB07 ,  2F035BE00 ,  2F035CB03 ,  2F035CB10 ,  2F035HA03 ,  2F035HB07

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