特許
J-GLOBAL ID:201903021068421977

DC/DCコンバータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人深見特許事務所
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-540484
特許番号:特許第6461439号
出願日: 2018年03月29日
要約:
【要約】 零相電流に対して有効な鎖交磁束を殆ど持たず、1次側-2次側間に位相差を持つ変圧器(30)の中性点(NP1)にリアクトル(L1)の一端が接続され、他端に1次側電源(60)が接続される。変圧器(30)の両端には第1ブリッジ回路(12)と第2ブリッジ回路(22)が接続され、第1ブリッジ回路(12)のデューティ比によって1次側電源(60)の電力を制御する。第1ブリッジ回路(12)のスイッチングパターンを基準に、第2ブリッジ回路(22)のスイッチングパターンを進相方向と遅相方向にフェーズシフトすることによって、1次側電源(60)と2次側電源(70)の電圧比が変動し、かつ伝送電力量が小さくなる場合でも、ソフトスイッチング動作ができるように制御する。蓄電池などの電圧が変動するような電源に適用でき、低出力領域での損失を低減できる電力変換手段を実現することができる。
請求項(抜粋):
【請求項1】 DC/DCコンバータであって、 少なくとも1次側巻線に中性点を有する変圧器と、 前記中性点と1次側電源との間に接続される第1リアクトルと、 第1正極線と第1負極線とで構成される第1母線対と、 前記第1正極線と前記第1負極線との間に接続される蓄電ユニットと、 前記第1母線対と前記1次側巻線とに接続される第1ブリッジ回路と、 第2正極線と第2負極線とで構成される第2母線対と、 前記変圧器の2次側巻線と前記第2母線対との間に接続される第2ブリッジ回路とを備え、前記第2母線対には負荷回路が接続され、 前記第1ブリッジ回路は、前記第1正極線と前記第1負極線との間に並列に接続される第1レグ、第2レグおよび第3レグを含み、 前記第1レグは、前記第1正極線と前記第1負極線との間に直列接続される第1スイッチング素子および第2スイッチング素子を含み、 前記第2レグは、前記第1正極線と前記第1負極線との間に直列接続される第3スイッチング素子および第4スイッチング素子を含み、 前記第3レグは、前記第1正極線と前記第1負極線との間に直列接続される第5スイッチング素子および第6スイッチング素子を含み、 前記DC/DCコンバータは、前記第1〜第6スイッチング素子のスイッチングデューティー比を制御する制御装置をさらに備え、 前記制御装置は、前記1次側電源の電圧の変化に応じて前記スイッチングデューティー比を決定する、DC/DCコンバータ。
IPC (1件):
H02M 3/28 ( 200 6.01)
FI (3件):
H02M 3/28 P ,  H02M 3/28 Y ,  H02M 3/28 Q
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 直流-直流変換装置のスナバ回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-059881   出願人:富士電機株式会社
  • DC-DCコンバータ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-339043   出願人:株式会社日立製作所
  • スイッチング電源装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2014-201503   出願人:株式会社デンソー
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