特許
J-GLOBAL ID:201903021106875456

回転慣性質量ダンパ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 高橋 友雄 ,  新井 孝治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-097577
公開番号(公開出願番号):特開2019-203529
出願日: 2018年05月22日
公開日(公表日): 2019年11月28日
要約:
【課題】電力の供給を必要とせずに、ピストンの移動方向が異なる場合の対称性を確保しながら、粘性減衰効果を変更できる回転慣性質量ダンパを提供する。【解決手段】本発明の回転慣性質量ダンパ1は、作動流体HFが充填されたシリンダ2と、シリンダ2内を摺動自在で、第1及び第2流体室2d、2eに区画するピストン3と、第1及び第2流体室2d、2eに連通する互いに並列の第1及び第2連通路5、6と、第1連通路5に設けられた歯車モータMと、歯車モータMで回転駆動される回転マス21と、第2連通路6に設けられ、流体室圧力が第1所定圧に達したときに開弁する開閉弁41、41と、第2連通路6の開閉弁41、41の間に接続され、開閉弁41の開弁に伴って流体室圧力が導入される圧力導入路42と、歯車モータMの両側に設けられ、導入された流体室圧力によって、第1連通路5の開度を調整する調整弁8、8と、を備える。【選択図】図1
請求項(抜粋):
構造物を含む系内の相対変位する第1部位と第2部位の間に設けられ、構造物の振動を抑制する回転慣性質量ダンパであって、 作動流体が充填され、前記第1部位に連結されるシリンダと、 当該シリンダ内に摺動自在に設けられ、当該シリンダの内部空間を第1流体室と第2流体室に区画するとともに、前記第2部位に連結されるピストンと、 作動流体が充填され、前記ピストンをバイパスし、前記第1及び第2流体室に連通するとともに、互いに並列に設けられた第1連通路及び第2連通路と、 前記第1連通路に設けられ、前記第1連通路内の作動流体の流動を回転運動に変換する圧力モータと、 当該圧力モータによって回転駆動される回転マスと、 前記第2連通路に互いに間隔を隔てて配置され、前記第1流体室内の作動流体の圧力が第1所定圧に達したとき、及び第2流体室内の作動流体の圧力が前記第1所定圧に達したときに、それぞれ開弁し、前記第2連通路を開放する一対の開閉弁と、 前記第2連通路の前記一対の開閉弁の間に接続され、当該一対の開閉弁の一方の開弁に伴って前記第1及び第2流体室の一方から作動流体の圧力が導入される圧力導入路と、 前記第1連通路の前記圧力モータの両側に設けられ、前記圧力導入路に導入された作動流体の圧力によって作動し、前記第1連通路の開度を調整する一対の調整弁と、 を備えることを特徴とする回転慣性質量ダンパ。
IPC (5件):
F16F 15/02 ,  F16F 9/46 ,  F16F 9/20 ,  F16F 9/34 ,  E04H 9/02
FI (6件):
F16F15/02 C ,  F16F15/02 A ,  F16F9/46 ,  F16F9/20 ,  F16F9/34 ,  E04H9/02 341D
Fターム (13件):
2E139AA01 ,  2E139AB06 ,  2E139AC19 ,  2E139BB02 ,  3J048AD06 ,  3J048BF14 ,  3J048CB21 ,  3J048EA38 ,  3J069AA55 ,  3J069CC10 ,  3J069DD47 ,  3J069EE18 ,  3J069EE43

前のページに戻る