研究者
J-GLOBAL ID:202001004402185718   更新日: 2024年09月19日

伊藤 直樹

イトウ ナオキ | Ito Naoki
所属機関・部署:
職名: 東洋医学総合研究所 漢方臨床研究室 講師
研究分野 (4件): 精神神経科学 ,  薬系衛生、生物化学 ,  神経科学一般 ,  内科学一般
研究キーワード (15件): フレイル ,  Sickness behavior ,  体内時計 ,  概日リズム ,  Microglia ,  Neurogenesis ,  SAMP8 ,  未病 ,  Neuroinflammaging ,  香り ,  脳内炎症 ,  ストレス ,  うつ様モデルマウス ,  抗うつ薬 ,  漢方薬
競争的資金等の研究課題 (8件):
  • 2021 - 2024 脳内炎症抑制に着目した漢方薬のうつ予防戦略に向けた基礎研究
  • 2017 - 2020 漢方方剤「香蘇散」煎剤の抗うつ様活性発現機序のプロテオーム解析を用いた解明
  • 2017 - 2020 社会的ストレス誘発抑うつ症状に対する漢方薬の再発予防効果および未病制御の基礎研究
  • 2014 - 2017 社会的ストレスに対する香蘇散の有効性-多彩な行動薬理学的手法を用いた基礎研究-
  • 2014 - 2015 社会性ストレス誘発精神行動異常に対する漢方薬の効果
全件表示
論文 (22件):
  • Trieu-Duc Vu, Naoki Ito, Kenshiro Oshima, Akiko Maruko, Akinori Nishi, Kazushige Mizoguchi, Hiroshi Odaguchi, Yoshinori Kobayashi, Norihiro Okada. Intron retention is a stress response in sensor genes and is restored by Japanese herbal medicines: A basis for future clinical applications. Gene. 2022. 830. 146496-146496
  • Takuya Maeda, Haruna Hosaka, Yuki Nakamura, Shuuji Mawaribuchi, Takayuki Nagai, Mari Endo, Naoki Ito, Hiroaki Kiyohara. Fibroblastic reticular cells and type 3 innate lymphoid cells in Peyer ’s patches: Target cell candidates for inulooligosaccharides in hochuekkito formula containing Atractylodis rhizoma. Traditional & Kampo Medicine. 2022. 9. 1. 32-40
  • Naoki Ito, Akiko Maruko, Kenshiro Oshima, Masaaki Yoshida, Kengo Honma, Chika Sugiyama, Takayuki Nagai, Yoshinori Kobayashi, Hiroshi Odaguchi, Norihiro Okada. Kampo formulas alleviate aging-related emotional disturbances and neuroinflammation in male senescence-accelerated mouse prone 8 mice. Aging. 2022. 14. 1. 109-142
  • Naoki Ito, Kazunori Sasaki, Eiji Hirose, Takayuki Nagai, Hiroko Isoda, Hiroshi Odaguchi. Preventive effect of a Kampo medicine, kososan, on recurrent depression in a mouse model of repeated social defeat stress. Gene. 2022. 806. 145920-145920
  • Naoki Ito, Hiroaki Takemoto, Ayana Hasegawa, Chika Sugiyama, Kengo Honma, Takayuki Nagai, Yoshinori Kobayashi, Hiroshi Odaguchi. Neuroinflammaging underlies emotional disturbances and circadian rhythm disruption in young male senescence-accelerated mouse prone 8 mice. Experimental gerontology. 2020. 142. 111109-111109
もっと見る
MISC (9件):
  • 岡田典弘, 大島健志朗, VU Trieu-Duc, 円子顕子, 伊藤直樹, 関根麻理子, 若杉安希乃, 森瑛子, 小田口浩, 小林義典, et al. イントロン・リテンションを用いた「うつ」状態の漢方薬による改善の評価. 日本生薬学会年会講演要旨集. 2022. 68th
  • 小寺 義男, 永井 隆之, 川島 祐介, 小寺 貴人, 大石 正道, 伊藤 直樹, 及川 哲郎, 小田口 浩, 若杉 安希乃, 関根 麻理子, et al. 和漢薬の科学基盤 薬効解明への挑戦 プロテオーム解析による香蘇散の抗うつ様作用に関連する脳内及び血清タンパク質の探索. 日本生薬学会年会講演要旨集. 2014. 61回. 56-57
  • 伊藤直樹, 及川哲郎, 花輪壽彦. 漢方方剤の抗うつ効果に関する基礎研究の現状. 日本東洋心身医学研究. 2011. 25. 7-17
  • 永井隆之, 蓮見菜月, 橋本良子, 伊藤直樹, 矢部武士, 小寺義男, 大石正道, 前田忠計, 花輪壽彦, 山田陽城. 漢方薬の薬効解析へのプロテオミクスの応用:香蘇散の抗うつ様作用に関わる生体内タンパク質の探索. 第5回千葉疾患プロテオミクス研究会(Clinical Proteomics in Chiba 2008)抄録集. 2009. 17-22
  • 矢部 武士, 平原 博貴, 伊藤 直樹, 永井 隆之, 山田 陽城. P-04 神経系前駆細胞増殖促進活性を有する和漢薬由来成分の探索(脳神経・精神,一般演題ポスター,第24回和漢医薬学会大会 和漢薬の複雑さ-経験知と科学知-). 和漢医薬学雑誌. 2007. 24. 83-83
もっと見る
書籍 (2件):
  • 生薬・薬用植物研究の最新動向 (高松智 監修)
    (株)シーエムシー出版 2017
  • 薬学生のための漢方医薬学 改訂第3版
    南江堂 2017 ISBN:9784524403363
講演・口頭発表等 (73件):
  • 精神症状発症要因としての脳内炎症応答に対する漢方薬の有効性
    (第19回日本疲労学会総会・学術集会(教育講演) 2023)
  • 加齢性うつに対するN香蘇散の抑制効果と腸内細菌叢の関係性
    (日本薬学会第143年会 2023)
  • LPS誘発うつ様行動および炎症応答に対するN香蘇散の抑制効果 -老化促進モデルSAMP8マウスを用いた検討
    (日本薬学会第143年会 2023)
  • ココロに効く漢方薬の薬効メカニズム解明への挑戦
    (第58回日本東洋心身医学研究会ワークショップ 2023)
  • 加齢性の脳内炎症に対する漢方薬の抑制メカニズムの解析
    (第39回和漢医薬学会学術大会 2022)
もっと見る
学歴 (3件):
  • 2010 - 北里大学大学院 薬学研究科 博士 (薬学)
  • 2001 - 2003 北里大学大学院 薬学研究科 修士課程
  • 1997 - 2001 北里大学 薬学部 薬学科
学位 (2件):
  • 博士(薬学) (北里大学)
  • 修士(薬学) (北里大学)
経歴 (4件):
  • 2014/04 - 2021/03 学校法人北里研究所 北里大学 東洋医学総合研究所 上級研究員
  • 2012/10 - 2014/03 米国テキサス大学サウスウェスタンメディカルセンター 客員研究員
  • 2008/04 - 2012/10 学校法人北里研究所 北里大学 東洋医学総合研究所 上級研究員
  • 2003/04 - 2008/03 社団法人北里研究所 (現学校法人北里研究所北里大学) 東洋医学総合研究所 研究員
受賞 (6件):
  • 2017/08 - 第34回和漢医薬学会学術大会 学会奨励賞 ストレス誘発うつ様モデルマウスを用いた香蘇散揮発性成分の抗うつ様効果に関する解析
  • 2009/08 - 第26回和漢医薬学会学術大会 優秀発表賞 香蘇散の抗うつ様効果におけるオレキシン神経系の関与
  • 2008/08 - 第25回和漢医薬学会学術大会 優秀発表賞 香蘇散の熱水抽出エキスおよび揮発性成分併用による抗うつ様相乗効果
  • 2007/08 - 第24回和漢医薬学会学術大会 優秀発表賞 蘇葉成分rosmarinic acidの抗うつ様作用メカニズムー海馬神経幹細胞挙動に与える影響
  • 2005/08 - 第22回和漢医薬学会学術大会 優秀発表賞 香蘇散料の抗うつ様作用メカニズムの解明-脳内neurogenesisに対する作用の検討
全件表示
所属学会 (4件):
老化促進モデルマウス (SAM) 学会 ,  日本神経科学学会 ,  公益社団法人日本薬学会 ,  一般社団法人 和漢医薬学会
※ J-GLOBALの研究者情報は、researchmapの登録情報に基づき表示しています。 登録・更新については、こちらをご覧ください。

前のページに戻る