抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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・近代以降の芸術と都市との関係性に関する見解。
・「都市」を,利便性と経済的豊かさを求めた人口集中の結果として捉え,異質な者の蝟集,鉄道や工場等の機械や騒音が近代芸術の新たな主題の発見に不可欠であったことに言及。
・都市の公共空間を管理する立場からの政治権力によって設置された公共彫刻の設置,前衛芸術家たちが見出したメディアが媒介する場,自然保護運動と結びついたランドアート等を紹介。
・住宅内への作品の展示による私的空間への公共性の介入の試み,民主化運動と結びついた芸術運動による都市化批判の系譜を紹介。
・日本における創造都市論や芸術祭による地域振興モデルに関して,芸術のコモディティ化と共に過去の戦争や資本主義等との批判的対峙の必要性を指摘。