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J-GLOBAL ID:202002210139116177   整理番号:20A0271416

シャペロン仲介オートファジーは結腸癌細胞のアポトーシスと増殖を調節する【JST・京大機械翻訳】

Chaperone-mediated autophagy regulates apoptosis and the proliferation of colon carcinoma cells
著者 (10件):
資料名:
巻: 522  号:ページ: 348-354  発行年: 2020年 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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シャペロン仲介オートファジー(CMA)は3種類のオートファジーの1つである。近年,CMAはいくつかのタイプの癌の病因と関連することが示されている。しかし,CMAが結腸直腸癌(CRC)の病因に関与するかどうかは不明のままである。本研究では,CRC患者および大腸炎関連CRCのマウスモデル(AOM+DSSの投与により誘導された)の組織標本におけるCMA活性を検討した。加えて,これらの細胞におけるCMAの役割を調べるために,CMA経路における制限成分,LAMP-2Aを標的とするsiRNAを発現するベクターを安定にトランスフェクトしたCT26結腸癌細胞においてCMAをダウンレギュレーションした。アポトーシスをTUNEL分析を用いて検出し,アポトーシス関連蛋白質をウェスタンブロット法を用いて検出した。細胞増殖をMTTアッセイ,Ki-67標識およびPCNAに対するウエスタンブロット法を用いて評価した。著者らは,LAMP-2A発現がCRC患者およびマウスモデルで有意に増加し,疾患のステージに従って変化することを見出した。CT26細胞におけるCMAの阻害はアポトーシスを促進し,TUNEL免疫標識の増加,BaxおよびBni3の発現の増加およびBcl-2の発現の減少により証明された。細胞増殖アッセイは,CMAの阻害がCT26細胞の増殖を妨げることを示した。これらのデータは,CMAがCRCにおいて上方制御されるという仮説を支持し,CMAの阻害はCRC患者に対する新しい治療戦略である可能性がある。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (5件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞生理一般  ,  抗腫よう薬の基礎研究  ,  腫ようの化学・生化学・病理学  ,  細胞構成体の機能  ,  酵素一般 

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