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J-GLOBAL ID：202002210154942022   整理番号：20A1964179

ヒト低グレード神経膠腫IDH1遺伝子突然変異と臨床病理パラメータの関係【JST・京大機械翻訳】

Relationship between IDH1 mutation and clinicopathological parameters in human low-grade gliomas

著者 (6件)： Xue Jing (新疆医科大学 第一附属医院病理科, 烏魯木斉 830054;第一臨床医学院, 烏魯木斉 830011) ,  Sang Wei (新疆医科大学 第一附属医院病理科,烏魯木斉,830054) ,  Wang Qian (新疆医科大学 第一附属医院病理科,烏魯木斉,830054) ,  Su Liping (新疆医科大学 第一附属医院病理科,烏魯木斉,830054) ,  Gao Haixia (新疆医科大学 第一附属医院病理科, 烏魯木斉 830054;第一臨床医学院, 烏魯木斉 830011) ,  Zhang Wei (新疆医科大学 第一附属医院病理科,烏魯木斉,830054)
資料名： Xinjiang Yike Daxue Xuebao  (Xinjiang Yike Daxue Xuebao)
巻： 43  号： 6  ページ： 732-737  発行年： 2020年 
JST資料番号： C3502A  ISSN： 1009-5551  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 【目的】ヒト低悪性度神経膠腫におけるイソクエン酸デヒドロゲナーゼ1(IDH1)遺伝子突然変異を検出し,IDH1突然変異と臨床病理学的パラメータおよび予後の関係を調査する。方法:143例の低級神経膠腫(WHOII級94例、WHOIII級49例)患者のパラフィン組織標本を収集し、DNA抽出を行い、PCR増幅後、Sangerシークエンシング法でIDH1遺伝子の第132位コドンに対して突然変異検出を行った。患者の性別、年齢、腫瘍位置及び最大径、組織学タイプ及びWHO分類、無進行生存期(PFS)などの臨床病理パラメーターとIDH1突然変異との関係を分析した。結果143例の低級神経膠腫患者の中で、IDH1遺伝子R132突然変異型118例、野生型25例を検出し、突然変異率は82.52%であった。IDH1遺伝子R132の突然変異は,低い年齢(P<0.001),腫瘍組織学的分類(P=0.018),WHOII(P=0.03),Ki-67指数(P=0.018),および追跡調査期間(P<0.001)と正に相関しなかった。生存分析Kaplan-Meier生存曲線により、IDH1遺伝子突然変異は患者の予後に対して影響があり(χ2=14.948、P<0.001)、Cox回帰多変量解析では、IDH1遺伝子突然変異とWHO分類は統計学的有意差があることが明らかになった(P<0.01)。001),腫瘍位置,最大径,腫瘍全切除,術後補助治療の有無,Ki-67指数などの因子に有意差はなかった。【結語】IDH1遺伝子突然変異率は82.52%であり,IDH1突然変異は年齢,腫瘍組織学的分類,WHO分類,Ki-67指数,および再発と相関せず,IDH1突然変異型低悪性度神経膠腫はIDH1野生型より予後が良好である。神経膠腫患者の予後を判断する指標となり、神経膠腫治療に潜在的な標的を提供できる。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 多変量解析 ,  *遺伝子 ,  コドン ,  腫瘍 ,  *突然変異 ,  ヒト ,  パラフィンワックス ,  *神経膠腫 ,  予後 ,  野生型 ,  PCR法
準シソーラス用語： 配列解析 ,  *臨床病理学 ,  腫瘍組織 ,  患者予後 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 神経系の腫よう  (GN04000V)

タイトルに関連する用語 (5件)： ヒト ,  低グレード神経膠腫 ,  IDH1 ,  臨床病理 ,  パラメータ