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J-GLOBAL ID：202002210538495799   整理番号：20A1993148

機械的ずれ止めによる影響を考慮した鋼・コンクリート合成柱材の弾塑性変形性状に関する実験的研究

著者 (4件)： 倉富洋 (福岡大 工) ,  松山礼佳 (福岡大 大学院工学研究科) ,  田中照久 (福岡大 工) ,  堺純一 (福岡大 工)
資料名： コンクリート工学年次論文集(CD-ROM)  (Proceedings of the Japan Concrete Institute (CD-ROM))
巻： 42  ページ： ROMBUNNO.2157  発行年： 2020年07月15日 
JST資料番号： Y0507B  ISSN： 2424-0281  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 十字鉄骨とコンクリートのみを使用した鋼・コンクリート合成柱材において,コンクリートの経年変化等により鋼とコンクリート間で肌隙が生じた際の挙動について検討した。鋼とコンクリートの一体性を確保するためにバーリング鋼板および柱継手によって応力伝達を行なうことを目的とした。一定軸力下で正負交番繰返し水平力を与える実験を行なったところ,鋼とコンクリートの付着のみでは一体性を確保できなかったが,バーリング鋼板あるいは柱継手を設けることで,合成断面としての一般化累加強度を発揮し,鋼とコンクリート間で応力が伝達できることを明らかとした。(著者抄録)

シソーラス用語： *コンクリート構造 ,  *合成構造 ,  十字形 ,  *鋼材 ,  柱 ,  *ずれ止装置 ,  水平荷重 ,  *繰返し試験 ,  塑性変形 ,  鋼板 ,  間隙 ,  経時変化 ,  *応力伝達 ,  耐荷力 ,  重合せ ,  継手【接合】 ,  鋼コンクリート構造 ,  立体
準シソーラス用語： ずれ止 ,  バーリング鋼板

分類 (2件)： その他の構造材料による構造  (RA04060H) ,  柱  (HD03030S)

引用文献 (7件)：

• 倉富洋,堺純一,田中照久,川原健輔:十字鉄骨とコンクリートで構成された合成柱材の弾塑性変形性状に関する実験的研究,日本建築学会構造工学論文集, Vol.60B,pp.65-71,2014.3
• 倉富洋, 堺純一,田中照久,池田将啓:寸法効果による影響を考慮した鋼・コンクリート合成柱材の弾塑性変形性状に関する実験的研究,コンクリート工学年次論文集,Vol.41,No.2, pp.1069-1074, 2019.7
• 倉富洋, 堺純一,田中照久,渕上大貴:鋼・コンクリート合成柱材と鉄骨梁で構成された骨組の弾塑性変形性状に関する実験的研究,コンクリート工学年次論文集,Vol.40,No.2, pp.1117-1122, 2018.7
• 倉富洋, 松山礼佳, 田中照久, 堺純一:寸法効果および機械的ずれ止めによる影響を考慮した鋼・コンクリート合成柱材の弾塑性変形性状に関する研究, 第13回複合・合成構造の活用に関するシンポジウム, pp54-pp61, 2019.11
• 田中照久, 堺純一, 河野昭彦:貫通鉄筋を有するバーリングシアコネクタの力学的性状に関する実験的研究,コンクリート工学年次論文集,Vol.37,No.2, pp.1027-1032, 2015.7

タイトルに関連する用語 (7件)： ずれ止め ,  鋼 ,  コンクリート ,  合成柱 ,  弾塑性変形 ,  性状 ,  実験的研究